【日本語ラップの歴史と名曲】発展期(2000年代~)の人気MCをまとめてみた

日本語ラップは2000年代前後から黎明期から支えたZeebraの下の世代も台頭してきます。

またZeebraたちとほぼ同じ世代であっても、知名度や人気が上がってきたMCもいます。

この時期になると多くの地方勢のMCが活躍し、また東京でも渋谷だけでなく他の街のMCの活躍も目立ってきます。

今回は2000年代に登場したアーティストを名曲も合わせて、日本語ラップの発展期(2000年代~)にスポットをあてて時系列に沿って紹介します。

全てを網羅してはいませんが、入門編として抑えておくべき曲やアーティストに絞って紹介します。

それでは早速見ていきましょう!

カム
細かい時系列や年代の境目は曖昧です。敬称略していますm(_ _)m
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2000年代前半

ラッパ我リヤ

2000年にセカンド・アルバム『ラッパ我リヤ伝説』でメジャーデビュー。

メンバーは

  • Mr.Q(MC)
  • 山田マン(MC)
  • DJ TOSHI(DJ)

の2MC1DJの編成。

ラッパ我リヤはちょうど黎明期の世代と発展期の世代の中間くらい。

世間的に知名度を上げたのはDragon Ashの曲に客演した「Deep Impact」です。

曲のカラーとしては、ハードコア・アンダーグラウンド路線ですが、近年ではパーティチューンっぽいものもあります。

Mr.Qはインディーズ時代にヒップホップ集団「走馬党」を作り、インディーズ・レーベルも立ち上げました。

ラッパ我リヤの曲については以下の記事にまとめています。

⇨ 【日本語ラップ】ラッパ我リヤの有名曲・人気曲まとめ|オススメ10選

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NITRO MICROPHONE UNDERGROUND

2000年にファースト・アルバム『NITRO MICROPHONE UNDERGROUND』でデビュー。

メンバーは

  • GORE-TEX(MC)
  • DELI(MC)
  • BIGZAM(MC)
  • XBS(MC)
  • SUIKEN(MC)
  • DABO(MC)
  • MACKA-CHIN(MC)

の7MCの編成。

2020年1月31日付けでS-WORDが脱退しました。

8人のMCという大所帯でのマイクリレーは鮮烈で、それぞれソロや客演など個々の活動も目立っていました。

ソロでは特にDABOの活躍が目立っていた様に見えました。

ボーカルユニットのケミストリーの川畑要の曲に客演したことで、日本語ラップ以外のリスナーにも知られていきました。

DABOの名曲をいくつか

拍手喝采(You Tube)

LexasGuchi レクサスグッチ(You Tube)

Brotherhood(You Tube)

2012年で一旦活動を休止しましたが、2019年に7年ぶりの再始動しています。

NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDの曲については以下の記事にまとめています。

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般若

東京・三軒茶屋出身。

妄想族の元MCで、最近ではフリースタイルダンジョンの初代ラスボスとして活躍していました。

78年式(53年組)と呼ばれる日本語ラップの中での黄金世代の一人ですね。

2000年代初期は妄想族イズムが強いテイストのハードコアな曲が多かったですが、近年ではリリカルな曲などテイストも変わってきましたね。

般若の曲については以下の記事にまとめています。

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餓鬼レンジャー

九州・熊本県出身。

2001年にシングル『火ノ粉ヲ散ラス昇龍』でメジャーデビュー。

メンバーは

  • YOSHI(MC)
  • ポチョムキン(MC/DJ)
  • GP(DJ/トラックメイカー)
  • タコ神様(ダンサー/パフォーマー/DJ)
  • DJオショウ(DJ/トラックメイカー/パフォーマー)

の5人編成。

アッパーな作品もあれば、ポップでコミカルな曲だったりと幅が広く聴きやすい曲も多いです。

餓鬼レンジャーの曲については以下の記事にまとめています。

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RIP SLYME

2001年にシングル『STEPPER’S DELIGHT』でメジャーデビュー。

メンバーは

  • RYO-Z(MC)
  • ILMARI(MC)
  • PES(MC/トラックメイカー)
  • SU(MC)
  • DJ FUMIYA(DJ/トラックメイカー)

の5人編成。

日本語ラップグループの中で初めて日本武道館でライブを開催。

ポップで明るいテイストの曲が多く、キャッチーで聴きやすいです。

2018年に活動休止状態になってしまいましたが、今も人気のあるグループです。

RIP SLYMEの曲については以下の記事にまとめています。

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OZROSAURUS

神奈川県・横浜出身。

1997年にメジャーデビューしましたが、本格的に知名度をを上げたのは2000年頃。

メンバーは

  • MACCHO(MC)
  • DJ SN-Z(DJ)

の2人編成。

元祖天才MCであり、ハマの大怪獣ことMACCHOは78年式の一人。

アンダーグラウンド・ストリートなハードコアな曲が多く、日本語ラップのクラシックとなっている名曲も多いグループです。

OZROSAURUSの曲については以下の記事にまとめています。

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ケツメイシ

2001年にシングル『ファミリア』でメジャーデビュー。

メンバーは

  • Ryo(MC)
  • Ryoji(VO)
  • 大蔵(MC)
  • DJ KOHNO(DJ)

の1V2MC1DJの4人編成。

メジャーで活躍している日本語ラップグループの一つ。

芸能界にもファンが多かったり、卒業式の定番曲や夏の定番曲など世間的な知名度も高いグループです。

メロウでポップな曲が多く、聴きやすいです。

ケツメイシの曲については以下の記事にまとめています。

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KICK THE CAN CREW

2001年にシングル『スーパーオリジナル』でメジャーデビュー。

メンバーは

  • KREVA(MC/トラックメイカー)
  • LITTLE(MC)
  • MCU(MC)

の3人編成。

メジャーで活躍している日本語ラップグループの一つで、活動休止後2017年に再始動しました。

スキルフルな3人のラップやキャッチーで且つカッコいい音楽性が特徴なグループです。

KICK THE CAN CREWの曲については以下の記事にまとめています。

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2006年には、日本語ラップのソロMCとしては初の日本武道館公演を開催します。

KREVAの曲については以下の記事にまとめています。

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Tha Blue Herb

北海道・札幌出身。

2000年の全国ツアーや2002年の「STILLING,STILL DREAMING」の再リリースなどから知名度が全国区に。

メンバーは

  • Boss The MC(MC)
  • O.N.O(トラックメイカー)
  • DJ DYE(ライブDJ)

の3人編成。

特徴はなんと言っても、Boss The MCのポエトリー・リーディングスタイルのラップと、メッセージ性の強いリリックです。

アンダーグラウンドやストリート感も強いですが、どこか現代音楽のような前衛的な独特のサウンドが特徴です。

Tha Blue Herbの曲については以下の記事にまとめています。

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また同じ北海道・札幌のトップ、MIC JACK PRODUCTIONのMC・BIG Joeもメッセージ性の強い曲が多いですね。

BIG Joeのオススメはこの曲。オススメです。

WAR IS OVER(You Tube)

MSC

東京・新宿出身。

2000年初頭に結成し、2003年にファースト・アルバム『Matador』をリリース。

メンバーは

  • 漢 a.k.a. GAMI(MC)
  • TABOO1(MC)
  • PRIMAL(MC)
  • MEGA-G(MC)
  • DOGMA(MC)
  • BLACKEE(MC)

他にもDJやMCがいると思いますが、括りが分からず。

2000年代の東日本の代表的なヒップホップ・クルーで、リアルストリートを信条とした曲が特徴。

MSCの代表曲としては、

2006年リリースのアルバム「新宿 STREET LIFE」収録曲。

音信不通(You Tube)

2015年リリースのアルバム「1号棟107」収録曲。

Tru B-Boyz Strikes Back(You Tube)

漢 a.k.a. GAMI

MSCのリーダーであり、フリースタイルダンジョンの初代モンスター。

般若やMACHOOと同じ78年式(53年組)の一人です。

ストリートでハードコア・ギャングスタな曲が特徴。

漢 a.k.a. GAMIの曲については以下の記事にまとめています。

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韻踏合組合

大阪・アメリカ村出身。

2002年ファースト・アルバム「CRITICAL 11」リリース後辺りから本格的な活動がスタート。

メンバーは

  • SATUSSY(MC)
  • ERONE(MC)
  • DJ KAN(DJ)
  • HIDADDY(MC)
  • 遊戯(MC)
  • DJ KITADA KEN(DJ)

の6人編成。

2000年代の西日本の代表的なヒップホップ・クルー。

アンダーグラウンド感の強いものから、コミカルなパーティチューンなど曲の幅が広いのが特徴です。

韻踏合組合の曲については以下の記事にまとめています。

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TOKONA-X

名古屋の伝説的ヒップホップ・クルーM.O.S.A.D.のMC。

2004年急逝後、今なお語り継がれる日本語ラップ界のレジェンドMCで、78年式(53年組)の一人。

名古屋弁のラップにギャングスタなテイストが特徴です。

TOKONA-Xの曲については以下の記事にまとめています。

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SOUL’d OUT

2003にメジャーデビュー、2014年に解散。

メジャーシーンで活躍した日本語ラップグループの一つ。

メンバーは

  • Diggy-MO’(MC)
  • Bro.Hi(MC)
  • Shinnosuke(トラックマスター)

の3人編成。

80年代の洋楽ポップスのテイストを取り入れたバイリンガルスタイルのラップが特徴。

SOUL’d OUTの曲については以下の記事にまとめています。

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AK-69

愛知・名古屋を代表するMC。

2004年にファースト・アルバム「NEVER GONNA STOP/THAT GIRL」リリース。

日本語ラップ界の中で成功を収めたMCの一人でもあり、78年式(53年組)の一人。

ストリートでアッパーな曲から、キャッチーでメロディアスな曲まで幅広いです。

AK-69の曲については以下の記事にまとめています。

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2000年代後半

SHINGO☆西成

大阪・西成出身の西日本を代表するMCの一人。

2006年にファーストEPアルバム『Welcome To Ghetto』をリリース

関西弁のラップと情のある曲調やリリックは唯一無二で、表現力の高さや独自の世界観が特徴です。

SHINGO☆西成の曲については以下の記事にまとめています。

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RYUZO

京都の重鎮と呼ばれる京都を代表するMC、レーベルR~RATED主催。

MAGUMA MC’sのMCで、2005年にソロデビュー。

ハードコアな曲からレイドバックな曲まで幅広いです。

RYUZOの曲については以下の記事にまとめています。

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SEEDA

SCARSのMCで、バイリンガルラップのパイオニアの一人。

2005年にファースト・アルバム「GREEN」をリリース。

2006年にはMIX CDシリーズ「CONCRETE GREEN」をリリース。

このCDでSD JUNKSTAやリーダーのNORIKIYO、ISH-ONEが知られるようになります。

聴きやすいバイリンガルラップとアッパーな曲からバラードのような曲までテイストの幅は広いです。

SEEDAの曲については以下の記事にまとめています。

⇨ 【日本語ラップ】SEEDAの人気曲・名曲まとめ|オススメ10選

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ANARCHY

京都出身のMC。

日本語ラップ界の中で成功を収めた一人で、2000年代を代表するギャングスタ・ストリート系のMC。

2006年にファースト・アルバム「ROB THE WORLD」をリリース。

アッパーなトラックとリアルストリートなリリックが特徴ですが、近年ではメロウなサウンド・ラテンサウンドなど色々な曲が出ています。

ANARCHYの曲については以下の記事にまとめています。

⇨ 【日本語ラップ】ANARCHYの人気曲・名曲まとめ|オススメ10選+1

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D.O

東京・練馬出身のMCで、練マザファッカーのリーダー。

2006年にファースト・アルバム「JUST HUSTLIN’ NOW」をリリース。

独特な鼻にかかった声のラップに、生々しいストリートのリリックが中毒性が高いです。

アンダーグラウンド&ギャングスタな曲が特徴ですね。

D.Oの代表的な曲。

悪党の詩(You Tube)

D.Oが戻ってきた時の曲

I’m Back(You Tube)

東日本大震災後の社会を歌った曲

イキノビタカラヤルコトガアル -NEVER GIVE UP-(You Tube)

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ISH-ONE

バイリンガルラップのパイオニアの一人。

2006年にファースト・アルバム「St-ill」をリリース。

SWAGやパーティーシットなどフロア系ミュージックの特徴が強く、トラックがEDM系のオシャレ感があります。

ISH-ONEの曲については以下の記事にまとめています。

⇨ 【日本語ラップ】ISH-ONEのオススメ11選|人気曲・代表曲まとめ

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NORIKIYO

神奈川県・相模原出身。SD JUNKSTAのリーダー。

2007年にファースト・ソロアルバム「EXIT」をリリース。

特徴としてはリリシスト。

初期作品はストリートを謳った物が多かったですが、近年ではシーンや人の内面的な部分を自分のフィルターを通して叙情的に表現していることが多いです。

NORIKIYOの曲については以下の記事にまとめています。

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PUNPEE

東京池袋(板橋)出身。PSGのMCで日本語ラップのチル系のパイオニア。

PSGとして2009年にファースト・ソロアルバム「David」でデビュー。

現在は主にソロとして活動中で、MCの他、DJやトラックメイキング、サウンドエンジニアリングなど多才なアーティスト。

宇多田ヒカルの「光」のリミックスをはじめ、色々なMCに客演だけでなくプロデュースもしています。

チルでポップでオシャレ。サウンドや空気感が優しく聴きやすいので、中毒性が高いです。

PUNPEEの曲については以下の記事にまとめています。

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KEN THE 390

早稲田大学出身でリクルートの就職経歴のあるイケメンMC。

2009年にメジャー・ファースト・シングル「届けたくて… feat. 青山テルマ」をリリース。

アッパーなものからメロディアスなものまで幅広く、スキルフルですがキャッチーで聴きやすい曲が多いです。

KEN THE 390の曲については以下の記事にまとめています。

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最後に

2000年代(発展期)の日本語ラップのMCと名曲をまとめましたが、他にも色々なMCがいるので今後追記していく可能性はあるかもです。

今やこの世代も黎明期のMCと同様にレジェンド・或いはベテランの世代ですね。

2000年代には地方勢のMCやヒップホップ・グループが台頭したことで、色々な色を持った曲も多くなりました。

2000年代から日本語ラップの曲のテイストの細分化が始まっていった感じです。

なので、日本語ラップが他のジャンルと同様に、ジャンルの中で色々な方向性が出てきたといえます。

自分の好きな曲やハマるMCやグループを見つけることが出来るといいですね!

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