KICK THE CAN CREWのMCでありソロとしても活躍しているKREVA。
KREVAは日本語ラップの中でも世間的に知名度のあるMCの一人です。
今回はそんなKREVAの人気曲や名曲をまとめました。
KREVAのグループKICK THE CAN CREWのオススメの曲はこちらにまとめました。
⇨ 【日本語ラップ】KICK THE CAN CREWの名曲・代表曲まとめ|オススメ10選
日本語ラップの第1次ジャパニーズ・ヒップホップ・ブームの2000年代に、メジャーシーンで活躍したグループの一つKICK THE CAN CREW。 KICK THE CAN CREWはRIPSLYMEやケツメイシと同様に、アンダーグラ[…]
僕の好みで選んでいるので、偏っているかもしれませんが良い曲がたくさんあります。
それでは早速見ていきましょう!

音色
2004年リリース。KREVAのメジャーデビューシングル。
ポップ・バラード調のKREVAの代表曲の一つ。
サウンド的にはスロービートな音数の少ないシンプルなトラックで、ビートは効いてますが恋愛もののリリックがポップ色をより強くしている感じですね。
2019年には「音色 ~2019 Ver.~」として、15年経って大人な雰囲気の曲調にアレンジされました。
キーも原曲より落としているようで、KREVAのラップも落ち着いて大人な感じの雰囲気がありますね。

ひとりじゃないのよ feat.SONOMI
2004年リリース。
歌手のSONOMIを客演に迎えた一曲。
スローテンポでシンプルでビートの効いたトラックとフックのSONOMIの歌が、音色よりもヒップホップ色を感じますね。
耳に残るフレーズの秀逸なトラックとラップと歌が、中毒性を高くしている曲です!

イッサイガッサイ
2005年リリース。
チルっぽいトラックとフックにKREVAの歌が心地よい一曲。
ビートは効いている曲ですがヒップホップ色は割と少なめなので、日本語ラップを聴かない人でもかなり聴きやす委曲だと思います。

今夜はブギーバック
2006年リリース。
スチャダラパー&小沢健二の名曲「今夜はブギー・バック」のカバーで、KREVAの曲の中でも人気の高い曲の一つ。
KREVAはスチャダラパーのラップをカバーせず、小沢健二の歌の部分のみをカバーしています。
なので、ヒップホップの曲ではありますが、ラップが無いヒップホップのMCの珍しい形のカバーです。
曲ですがヒップホップ色は割と少なめなので、日本語ラップを聴かない人でもかなり聴きやす委曲だと思います。

くればいいのにfeat.草野マサムネ from SPITZ
2007年リリース。
SPITZのボーカル・草野マサムネを客演に迎えた曲。
ヴァースのKREVAのラップがメロディアスで、フックの草野マサムネの歌声も切ないバラードソングです。
トラックやサビのメロディ、リリックなど曲を構成する全てが切ないメロウな一曲ですね。

アグレッシ部
2007年リリース。
KREVAの代表曲の一つで、スローテンポで印象的なフレーズのトラックとKREVAのラップが心地よい一曲。
ヒップホップの曲ですが、サビという方がしっくりくるようなメロディアスなフックが印象的ですね。

瞬間speechless
2009年リリース。
スムースなトラックとラップが心地よいバラード系の曲。
ラップですがかなり歌よりで、恋愛系のリリックもメロディアスなラップにピッタリですね。
ヒップホップ色が少なめのメロディアスな一曲ですが、ビートが効いているトラックなのでカッコよさもありますね。

中盤戦 feat.Mummy-D
2009年リリースのアルバム「心臓」収録曲。
RHYMESTERのMummy-Dを客演に迎えた曲。
これまで紹介した曲とは全くテイストが変わり、ヒップホップ色全快の曲でKREVAのスキルフルな高速ラップが聴けます。
Mummy-Dのラップも安定のカッコよさで、ハイテンポのビートと二人のラップがアガる一曲です。
かなりオススメ!

かも
2010年リリースのミニアルバム「OASYS」収録曲。
KREVAらしいメロディアスなラップとエフェクトがかったフック、メッセージ性の強いリリックが特徴の一曲。

C’mon, Let’s go
2011年リリース。
リズミカルなトラックとメロディアスなラップが心地よくアガる一曲。
かなりビートが効いていて、後押ししてくれうようなメッセージ性も強いリリックも特徴ですね。
またアカペラでKREVAのラップもカッコいい。

STRONG(MIYAVI)
2011年リリース。
ギタリスト・MIYAVIとのコラボ曲です。
ハイテンポのギターとラップがかなりカッコいいロック&ヒップホップな曲。
MIYAVIのスラップギターとKREVAのエッジの効いた高速ラップがアガる一曲ですね。

全速力 feat.三浦大知
2014年リリースのベストアルバム「KX」収録曲。
歌手の三浦大知を客演に迎えた一曲。
EDMテイストのトラックと高速のラップと歌のコラボがカッコよくもキャッチーな印象です。
どちらかというとダンス・ミュージックの雰囲気が強い曲ですね。
神の領域
2017年リリースのアルバム「嘘と煩悩」収録曲。
ハイテンポなトラップ&アンビエント系のトラックと、エッジの効いた高速ラップがカッコいい一曲。
ヴァースの尖った感じとフックのメロディスのコントラストが映える感じですね。

最後に
⇨ 【日本語ラップの歴史と名曲】発展期(2000年代~)の人気MCをまとめてみた
日本語ラップは2000年代前後から黎明期から支えたZeebraの下の世代も台頭してきます。 またZeebraたちとほぼ同じ世代であっても、知名度や人気が上がってきたMCもいます。 この時期になると多くの地方勢のMCが活躍し、また[…]
KREVAは日本語ラップの中ではかなりメジャーで、ヒップホップのヘッズ(熱狂的なファン)だけでなく、世間的に知られているMCの一人。
ですが「B-BOY PARK」のMCバトル3連覇して殿堂入りした、今でいうCreepy NutsのR-指定のようなスキルフルなMCでもあります。
系譜としてはRHYMESTERのようにストリートとは違う路線なので、ゴリゴリなギャングスタな感はありません。
プラス、ヒップホップらしいアッパーな曲、メロディアスなバラード曲、人生観のメッセージ性が強い曲など曲調の幅が広くいのが特徴ですね!
