ドコモ口座事件と提携銀行35銀行|被害の可能性は利用者だけではない

ドコモ口座の不正利用が大きな問題となっています。

ドコモ口座事件とはどういった内容だったのか気になったので調べてみました。

またドコモ口座事件の被害にあうのは、ドコモ口座のやドコモの利用者だけでないようです。

今回はドコモ口座事件についてと提携した35の銀行をまとめました。

それでは早速見ていきましょう

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ドコモ口座事件とは

ドコモ口座事件

ドコモ事件とは、不正利用者がNTTドコモの電子マネー決済サービス「ドコモ口座」の提携銀行の預金者名義で勝手にドコモ口座を開設し、提携銀行から不正に開設した「ドコモ口座」に不正にチャージした事件。

不正利用者は何らかなの方法で口座番号と暗証番号を入手し、入手した口座番号と暗証番号で「ドコモ口座」を作ります。

そして提携銀行から不正に作った「ドコモ口座」に預金を移していた(チャージした)ってことですね。

なので、被害者は自分の銀行口座から勝手に「ドコモ口座」に振り込まれていたということになります。

現在は「ドコモ口座」と提携している35銀行全てが新規のひも付けを停止しています。

ドコモ口座とは

ネットやアプリ上で送金や買い物ができる電子マネー決済サービス。

他の電子マネーと同様にドコモ口座にチャージして買い物などができます。

不正ログインのアカウント突破方法

今回の「ドコモ口座事件」で不正利用者の手口はリバースブルートフォース攻撃と言われています。

リバースブルートフォース攻撃とは、1つの口座に対して対応するパスワードなどを片端から試していく方法。

要は一つの鍵(パスワード)に対して、鍵に合う鍵穴(口座のアカウント)を探すということですね。

口座番号と名義は開示されているので誰でも知りえます。

あとはパスワードで総当りしていけば良いことになるので、一つの口座に1回のログインしかしないので凍結することもなく気づかれにくい方法のようです。

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ドコモ口座の開設方法の問題点

ドコモ口座事件

 

ドコモ口座は簡単に解説できることが売りの一つとなっていたようですが、それが今回のドコモ口座事件を引き起こしてしまったように思えます。

ドコモ口座を作る際に本人確認が必要ありません。

そしてドコモ口座と銀行口座を連携する時に、銀行口座の情報を登録するわけですがこれで本人確認が出来たとしています。

今回の不正事件の場合、不正利用者は既に銀行口座の情報を不正に入手しているので、それで連携が取れてしまうわけです。

銀行側は多段認証などパスワードだけでなく、複数の認証を必要としている銀行もあります。

この場合は被害には合わないかもしれませんが・・・

ですが、ドコモ口座と連携したら多要素認証が排除されるなどの情報もあったので、本当であればお粗末極まりないです。

ただいずれにせよ、本人確認もなく簡単にドコモ口座という受け口を作れてしまっていたのが最大の問題だったのではないでしょうか。

全国の銀行口座を狙った大規模詐欺被害

今回この事件を聞いて、ドコモ口座を持っていない自分は関係ないかなと思ってましたが、どうやらそうではない感じです。

ドコモユーザーかどうか、ドコモを利用しているかどうかも関係ありません。

この詐欺事件はドコモ口座を持っているかいないかは関係なく、ドコモ口座と提携してる銀行の口座を持っている人全てに被害の可能性があります。

なので、提携銀行に口座を持っている人は確認した方が良いです。

ドコモ口座提携35銀行

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