【日本語ラップ】オジロザウルスの名曲まとめ|オススメの10選

2000年代の日本語ラップの発展期を代表するグループの一つで、神奈川県・横浜を代表するグループ・オジロザウルス(OZROSAURUS)。

オジロザウルスのは黎明期の次の世代でいち早く有名になり、般若と同世代の78年式(53年組)の一人です。

今回はそんなオジロザウルスの名曲や人気の曲など、おすすめをまとめました。

僕の好みで選んでいるので、偏っているかもしれませんが良い曲がたくさんあります。

それでは早速見ていきましょう!

カム
敬称略していますm(_ _)m
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AREA AREA

2000年リリース。日本語ラップのクラシック曲の一つ。

オジロザウルス(OZROSAURUS)を有名にした曲とも言える、オジロザウルス(OZROSAURUS)の代表曲の一つです。

OZROSAURUSといったら、まずのこの曲を思い出す人が多いのではないでしょうか。

ローテンポでアンダーグラウンド感のある曲は、20年前当時の東京・渋谷近郊一強だった日本語ラップに横浜の強さ・カッコよさを見せつけた曲ですね。

カム
最近ではバドルビートに使われる事も多いですね~

ROLLIN’045

2001年リリースのアルバム「ROLLIN’045」収録曲。

横浜のラッパーのアンセムとも言える曲で、この曲も「AREA AREA」と同じく日本語ラップのクラシックであり、オジロザウルス(OZROSAURUS)の代表曲の一つです。

アンダーグラウンド感とストリート感を感じさせつつも、どこかチルな雰囲気もある曲ですね。

カム
リリックにも出てくるように、のんびり(レイバック)しながら聴くような雰囲気の曲ですね~

WHOOO

2001年リリースのアルバム「ROLLIN’045」収録曲。

ハードコアでストリート感をガッツリ感じる曲ですがどこか切なさもある曲。

緊張感がありアンダーグラウンド感のカッコ良さを感じる一曲です。

バドルでよくサンプリングされる、MC・MACCHOの十八番ともいえるフレーズの元になっている曲でもありますね。

カム
バドルでの言われる「サンプリング」とは、曲作りや本来の意味とは少し違って、バトルでリリックをトレースしたりアレンジしたりすることですね~

Hey Girl feat.CORN HEAD

2002年リリース。同じ神奈川県・横浜出身のレゲエミュージシャンCORN HEADを客演に迎えた曲。

ブラック・ミュージックの影響が色濃いバラード系のヒップホップです。

バラードと言っても典型的切ない系ではなく、90年代アメリカのR&Bやヒップホップ系のバラードテイストですね。

元々もオジロザウルス(OZROSAURUS)の代表曲として人気がありますが、最近ではスターバックスラップでこの曲のトラックが使われたことで、一般層からの知名度が上がるという変則的な広がり方をしました。

カム
スターバックスラップとは、You Tubeでスタバに文句を言っている黒人の動画とこの曲のトラックを合わせて一曲にした動画のことです。

ON AND ON

2004年リリース。

スムース系のパーティーチューン。

90年代R&Bテイストでオシャレなトラックに対して、無骨でスキルフルなMACCHOのラップがフィットした一曲です。

カム
アンダーグラウンド感とブラックミュージックの融合って感じですね~
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風吹く土曜 feat. SAY

2006年リリースのアルバム「Rhyme&Blues」収録曲。

R&B系シンガーのSAYを客演に迎えたバラード系の曲。

フックを歌うSAYの歌声やコーラスが心地いい一曲で、日本版のR&Bxヒップホップバラードですね。

ちなみにSAYは後に般若の奥さんになる人です。

カム
2000年代に日本のメジャーシーンでも流行った、R&Bxヒップホップの一つですね~

星を願う

2007年リリースのアルバム「Hysterical」収録曲。

曲名のイメージを裏切るようなハードコアでアッパーな曲。

エレキのディストーションが効いたかなり尖ったトラックとラップがかなりアガります。

マリリン・マンソンやニルヴァーナなど洋ロックに影響を受けているトラックは、ロックとヒップホップの尖った部分を合わせた感じですね。

カム
バンドサウンドとMACCHOのラップが相性良いですね!カッコいい!

Profile

2012年リリースのアルバム「OZBUM ~A:UN~」収録曲。

メジャーシーンでの再活動後の曲で、横浜代表・世代代表を表明しているような曲ですね。

ストリート感の強いサウンドとMACCHOのラップは中毒性の高く、アッパーで尖った一曲です。

カム
Ice Cubeの「Ghetto Bird」をサンプリングしたトラックですね~

LOCK STAR

2013年リリースのアルバム「Dish & Dabber」収録曲。

2000年代の荒く尖った曲調ではなく、大人の尖ったカッコよさが聴ける曲です。

自分の人生と今の立ち位置を歌ったリリックはどこかノスタルジックも感じ、共感できたり心に刺さる人も多いのではないでしょうか。

切なめのトラックとMACCHOのラップの組み合わせが良くて、とても聴き心地がいい!

カム
この曲を聴いて、改めてMACCHOのラップスキルの凄さに驚愕しましたね~

証拠

2012年リリースのアルバム「OZBUM ~A:UN~」収録曲。

トラックの元ネタは、Jazzy HiphopのパイオニアNujabesの「Another Reflection」。

チル&ジャズヒップホップテイストのトラックに考えさせられる内容のリリックは、人の心に響く一曲です。

カム
OZROSAURUSがNujabesの曲を元ネタにしたことがとても意外で、リリース当時は結構驚きましたね。

最後に

2000年代(発展期)の日本語ラップのMCをまとめました。
⇨ 【日本語ラップの歴史と名曲】発展期(2000年代~)の人気MCをまとめてみた
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オジロザウルス(OZROSAURUS)はアンダーグラウンド感のあるストリート色の強い曲から時が経ち、リリカルな曲も多くなった印象です。

MACCHOのラップは一見ハードコアのテイストが合いそうな感じがしますが、綺麗でメロディアス、切ないトラックとの相性も良いです。

また地元横浜を歌うリリックも多く、神奈川県・横浜を代表するラップグループであり、日本語ラップの発展期を代表するグループでもあります。

今回はオジロザウルス(OZROSAURUS)の曲を10曲だけ選びましたが、MCのMACCHOは他のグループやMCとコラボしたり客演も多いので、色々な曲が見つかると思います。

今の流行のスタンスとは違うので30代40代はリアルタイムでしょうが、今の流行には無い尖った熱量の高い曲が逆に若い人たちにもハマるようですね!

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