【日本語ラップ】Zeebraの名曲・人気曲(客演含)まとめ|オススメの17選

日本語ラップをオーバグラウンドに押し上げたパイオニアで、第1次日本語ラップブームの立役者であり、現在の第2次日本語ラップブームの仕掛け人でもあるZeebra。

黎明期から現在までキングギドラとしてソロとして活躍している、日本語ラップを聴かない・嫌いな人でも知っているアーティストですよね。

日本語ラップ界の中の重鎮であり、世間に広めた一番の功労者といえる人物です。

そんなZeebraの名曲や人気曲をまとめました。

他のレジェンド同様に活動期間も長く数多くの曲を生み出していますが、その中で16曲に絞ってみました。

僕の好みで選んでいるので、偏っているかもしれませんが良い曲がたくさんあります。

それでは早速見ていきましょう!

カム
敬称略していますm(_ _)m
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Zeebraの名曲・人気曲13選

Street Dreams

2005年リリース。

Zeebraといえばこの曲を思い出す人も多い、Zeebraの代表曲の一つで一番の人気曲ではないでしょうか。

アッパーでアガる曲ですが、どこかキャッチーでストリート過ぎない曲。

自分のストリートの歴史をラップした曲ですが、後半は共感できる部分もあったり。

またリリックやMVに出てくるアーティストを知るきっかけになった人も多いと思います。

Street Dreams PV 出演アーティスト

MURO、KAMINARI-KAZOKU、RHYMESTER、BUDDHA BRAND、CRAZY-A、M.O.S.A.D.、ラッパ我リヤ、SOUL SCREAM、OZROSAURUS、DJ YUTAKA

カム
MVではUZIもエキストラ出演してます。

Neva Enuff feat AKTION

2001年リリース。

MCのAKTION(俳優・真木蔵人)とのコラボ曲。

最近では格闘技のイベント「格闘代理戦争」のオープニングでも歌われました。

カム
AKTIONのラップ久々に見ましたね~

北野武監督の映画「BROTHER」にインスパイアされた曲なので、ゴリゴリのストリート感というかギャングスタ感の曲です。

AKTIONのラップがクセになり、ストリート感のあるカッコ良さですね。

何よりZEEBRAの声がやっぱりカッコいい。

カム
当時はヒップホップブームだったからとはいえ、ゴリゴリなストリート感をメジャーシーンでやるの凄いなって思いましたね~今だったら無理かもw

BUSHIDO

2008年リリース。

PS3のゲーム「龍が如く 見参!」のCMソングにもなった曲。

「龍が如く 見参!」に書き下ろした曲ですが、アッパーでストリート感のあるカッコよさがあります。

今ではあまり見れないZEEBRAの尖った部分が聴ける曲の一つ。

Touch the Sky

2003年リリースのアルバム「TOKYO’S FINEST」収録曲。

ポジティブなグルーヴで、少しパーティチューンぽっいですがアッパー感も感じるノレる曲です。

カム
MVがMTV Video Music Awards Japan 2004にて最優秀ヒップホップビデオ賞を受賞しました。

Top Of The World

2006年リリース。

2006世界バスケのイメージソングのために書き下ろした曲で、当時Eminemの「8マイル」(Lose Yourself)のようなアッパーな曲を作ってと依頼されたんだとか。

ビート感の効いたアッパーな曲で、ゴリゴリなヒップホップな曲ですね。

ゴリゴリですがアンダーグラウンド感は無く、日本語ラップ創世記のヒップホップらしいカッコよさがある曲の一つですね。

Not Your Boyfriend feat JESSE RIZE

2007年リリース。

オルタナティブ&ミクスチャーロック・バンド「RIZE」のフロントマン・JESSEを客演に迎えた曲。

フック(サビ)をJESSEが歌う形で、Zeebraのラップは声質を変えてスムースな感じでそれほどゴリゴリではなありません。

バンドサウンドとヒップホップの中間的なトラックですが、フックでゴリゴリのバンドサウンドになりJESSEの歌声もラウドなトーンで、ヴァースとフックのギャップが特徴的な曲です。

カム
ラップはロックサウンドとの相性は良いのが分かる、かなりアッパーでカッコいい曲ですね~
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My People feat. 加藤ミリヤ

2007年リリース。

歌手・加藤ミリヤを客演に迎えた曲。

R&Bテイストのトラックと加藤ミリヤの歌声と、Zeebraらしいダミ声のカッコいいラップのギャップが聴き心地が良い。

スムースなR&BxHIPHOPバラードですね!

カム
当時、加藤ミリヤはまだ10代!上手いですね~(*^^*)

Shinin’ Like A Diamond feat.Sphere of Influence & May.J

2007年リリースのアルバム「World Of Music」収録曲。

MC・.Sphere of Influenceと歌手・May.Jを客演に迎えた曲。

ハウス系のビートとMay.Jの歌声が、他の曲とはまた違ったテイストの曲調にしていますね。

スピード感があって、他の曲より爽やかな楽曲です。

Do What U Gotta Do ft. AI, Namie Amuro, Mummy D

2006年リリースのアルバム「The New Beginning」収録曲。

歌手のAIと安室奈美恵,、そしてRHYMESTERのMC・Mummy Dを客演に迎えた曲。

かなりノリのいいパーティーチューン。

フックは安室奈美恵が歌い、AIのパートはラップと歌を混ぜたような感じで参加しています。

またアンダーグラウンドでは演っていたかもしれませんが、当時メジャーシーンでの楽曲でZeebraの倍速フローを聴けて凄!って感じました。

ZeebraとMummy Dの相性が本当にいいなぁって思う曲で、ノレる一曲です。

カム
AIのラップも上手いなぁ

プラチナム・デート ft. DOUBLE

2000年リリースのアルバム「BASED ON A TRUE STORY」収録曲。

R&Bシンガー・DOUBLEを客演に迎えた曲。

かなり本格的なR&Bコンテンポラリーな曲調で、かなりオシャレな曲です。

スムースでクールなトラックと歌声にフィットしたZeebraのラップがかっこいい!

男の条件 feat. Maccho, Q & BOY-KEN

2000年リリースのアルバム「BASED ON A TRUE STORY」収録曲。

OZROSAURUSのMACCHO、ラッパ我リヤのQ、BOY-KENを客演に迎えた曲。

アンダーグラウンド感とストリート感を全面に出した、かなりアッパーで中毒性の高い曲です。

この曲で日本語ラップにハマっていった人も多いのではないでしょうか。

カム
特に当時のヘッズ(日本語ラップの熱狂的なファン)以外の人たちには衝撃的でした。

ゴールデンマイク(REMIX)feat.KASHI DA HANDSOME,AI,童子-T,般若

2003年リリースのアルバム「TOKYO’S FINEST」収録曲。

K.O.D.P(KING OF DIGGIN’ PRODUCTION)のKASHI DA HANDSOMEと歌手・AI、元ABC(アトミックボム・プロダクション)の童子-T、そして元妄走族、そしてフリースタイルダンジョンの初代ラスボス般若を客演に迎えた曲。

かなりストリート感が強いアッパーでアガる曲。

当時はまだZeebraに対して噛み付いていたイメージの強かった般若の参加は驚きましたね。

特に他のMCよりも耳に残る般若のラップは、この曲で広く世間に印象づけたと思います。

そんな今とは違い、まだイケイケでギラついていた時の般若のラップやAIがゴリゴリにラップをしているとこが貴重かも。

カム
般若はZeebraのライブでこの曲で参加したけど、曲終わりにZeebraを挑発したようなMCをしたのはめっちゃ印象的でしたね~

結婚の理想と現実

2000年リリースのアルバム「BASED ON A TRUE STORY」収録曲。

アウトロにキングギドラの盟友K DUB SHINEが参加しています。

自信の生い立ちをリリックにした、かなりドープな一曲。

不良だけでなく家庭環境によって共感できる人もいたと思う、当時としてはかなり珍しい曲でした。

ネットも普及していなくて情報の少ない中、メジャーシーンにはありきたり内容の歌詞や綺麗な内容の歌詞が多いJPOP、そして日本語ラップにしても武勇伝や伸し上がってやる系・パーティー系が多い印象のあった中で、この曲は衝撃的でした。

現在の日本語ラップはテイストの幅も広くなり、このような系統も色々出ていますが、その原点かなって思います。

カム
今も変わらず素晴らしい日本語ラップの曲の一つですね。
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Zeebraの名曲・人気曲4選(客演・コラボ)

Dragon Ash feat ACO (Dragon Ash)

1999年リリース。

小室一強だった音楽シーンに宇多田ヒカルの登場で、音楽シーンの変化の兆しが現れていた時代にリリースされました。

Dragon Ashの曲に客演として参加した曲ですが、Zeebraの代表的な曲の一つでもありますよね。

1990年代中旬にはEAST ENDの「DA・YO・NE」などもブームにはなりましたが、

  • アンダーグラウンド感を出した本格的な日本語ラップが、初めて世間に伝播した曲
  • サンプリング・ミュージックが、初めてメジャーの音楽シーンに登場した曲
  • 2000年前後の第1次ラップブームのきっかけとなった曲

など、日本語ラップの普及のきっかけと、音楽シーンにラップという手法を定着させたきっかけにもなった曲だと思います。

ちなみにサンプリング元は、当時大人気の オルタナティヴ・ロックバンドThe Smashing Pumpkinsの「Today」。

また余談ですが、Dragon Ashの登場でミクスチャー(この場合、ロックxヒップホップ)がブームにもなりましたね。

現在でも日本語ラップファンに限らず知られている

”俺は東京生まれ HIPHOP育ち 悪そうなやつは だいたい友達”

というパンチラインを世に放った曲。

30代40代の人は懐かしいし、熱狂した時代を知っているでしょうが、若い世代はダサくも感じるようです。

カム
まぁクラシックですからねぇ(^_^;)

某バンドのファンが「だっさいフレーズを残したw」と言ってましたが、これは時代が違うのでそれも仕方ないのかなぁって思います。

しかし、逆にぜんぜん違うジャンルのファンにまで知られているパンチラインは他に無いし、ここが世間の日本のラップ・ヒップホップの認知の始まりなので貢献度は大きいです。

熱狂的な日本語ラップファンには賛否もあるようですが、免疫がない人でも聴きやすい曲調で、ここから日本語ラップにハマった人も多い日本語ラップのクラシックの一つです。

MASTERMIND feat.MUMMY-D(DJ HASEBE)

2000年リリース。

DJ HASEBEの曲にライムスターのMC・MUMMY-Dと共に客演した曲。

ファンキーでノリのいいトラックに、MUMMY-DとZEEBRAの対極的な声質が心地よいですね。

ファンキーでカッコいい日本語ラップです。

Siva 1999 (Sugar Soul)

1999年リリース。

R&BシンガーのSugar Soulに客演した曲。

ハイテンポでビート感が強く、アッパーな感じのR&BxHIPHOP。

日本のR&Bコンテンポラリーの先駆けの曲の一つで、R&Bの歌にヒップホップ(ラップ+ビート)の特徴を混ぜ合わせた曲調はカッコいい。

カム
最近はこのようなテイストはブームが過ぎてしまった感がありますが、トラップもいいけどまたこの手の曲調が増えて欲しいですね。

I CAN’T LIVE WITHOUT MY RADIO(RIZE)

2001年公開。

この曲はFMラジオのみの限定公開された曲(ライブでは演ってます)。

オルタナティブ&ミクスチャーロック・バンド「RIZE」とのコラボ曲です。

まさにミクスチャーロックなヘヴィでラウドなロックサウンドに、Zeebraのラップが映えます。

アッパーなミクスチャーロックサウンドですね!

カム
RIZEのフロントマン・JESSEの歌声もカッコいい!

まとめ

90年代日本語ラップの名曲をまとめました。

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Zeebraの名曲は他にもたくさんあり、客演を含まえれば数限りないです。

またいわゆるZeebraの代表曲と言われる曲は他にあるんですが、今回は個人的な好みで選んだのでこの選曲に落ち着きました。

最近では裏方や客演が多かったりしますが、またキレッキレの曲をZeebra名義で出だして欲しいなぁと思いますね!

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