【日本語ラップ】Tha Blue Herb(ソロ含)の名曲まとめ|オススメ11選

北海道の日本語ラップ・グループといえばTha Blue Herb。

地方勢のラップグループの代表格の一つで、日本語ラップの後輩に影響を与えてきているレジェンドです。

Tha Blue Herbの特徴はなんと言っても、MC・BOSS THE MCのポエトリーリーディングのラップスタイル。

今回はそんなTha Blue HerbのBOSS THE MCのソロも含めて、名曲をまとめました。

僕の好みで選んでいるので、偏っているかもしれませんが良い曲がたくさんあります。

それでは早速見ていきましょう!

カム
敬称略していますm(_ _)m
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SHOCK-SHINEの乱

2002年リリースのアルバム「STILLING,STILL DREAMING」収録曲(リミックス版)。

アンダーグラウンド感の強い曲調で、緊張感のあるストリート系の日本語ラップです。

ポエトリーリーディングのラップスタイルですが、いつものスタイルとは少し違ってゴリゴリ感のある印象ですね。

カム
リミックス版は曲の最初と最後に映画「座頭市」のセリフが入っています

STILL STANDING IN THE BOG

2002年リリースのアルバム「Sell Our Soul」収録曲。

ループ感の強いディープ感の印象のあるトラックと、Tha Blue Herbらしいリリックのメッセージ性の強い特徴の曲。

緊張感がありアッパーな雰囲気と和風のサウンドが、中毒性を増している感じがします。

カム
めっちゃ独特の世界観の曲で、めっちゃカッコいい!

未来は俺等の手の中

2003年リリース。Tha Blue Herbの代表曲の一つ。

元々はロックバンド・THE BLUE HEARTSの「未来は僕等の手の中」のカバー曲ということでしたが、曲調も歌詞もまるで別物です。

かなり浮遊感のあるトラックとポエトリースタイルがマッチしたリリカルな一曲。

カム
THE BLUE HEARTSらしい世界観のある曲ですね

The Way Hope Goes

2005年リリース。

どこか神秘的な雰囲気のあるトラックと、ポエトリーでリリカルな声質とフロウが特徴な一曲。

サウンドは現代音楽のような雰囲気で、メッセージの強いリリックが独特な緊張感を生み出していますね。

カム
サウンドと声質が耳に残る中毒性の高い曲ですね~

STILL RAINING, STILL WINNING / HEADS UP

2012年リリース。MVが2曲セットのため2曲同時に紹介します。

2000年代の作品に比べて、テイストが変化(進化)しています。

STILL RAINING, STILL WINNINGもHEADS UPもメッセージ性は強いまま、2000年代の曲よりもストレートな印象を受ける曲です。

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PRAYERS

2013年リリース。

東日本大震災についての想いを歌った曲。

どこか切なくも暖かさのあるトラックとメッセージ性の強いリリックは、他の日本語ラップには無い空気感のある曲ですね。

ポエトリースタイルのラップのメッセージ性の強さをより強くしています。

カム
日本語ラップのリリシストの代表格が表現した心に刺さる一曲です。

WE WERE, WE ARE feat. B.I.G. JOE

2015年リリースのtha BOSSのソロアルバム「IN THE NAME OF HIPHOP」収録曲。

同郷で盟友のMic Jack ProductionのB.I.G. JOEを客演に迎えた曲。

物悲しいトラックとこれまでのtha BOSSの歩みを描いたリリックが哀愁を漂わせている曲ですね。

同じ北海道のB.I.G. JOEの客演とのことで、よりレペゼン北海道な感じになっています。

カム
北海道の2大レジェンドの共演!

MATCHSTICK SPIT

2015年リリースのtha BOSSのソロアルバム「IN THE NAME OF HIPHOP」収録曲。

叙情的で綺麗なトラックが印象的で、tha BOSSのメッセージ性の強いポエトリーテイストのラップが感動的です。

ポエトリーですが力強いラップと切なくも暖かいトラックが心に刺さるこの曲は、ストリートでもチルでもギャングスタでもない、tha BOSSならではの空気感のあるオススメの一曲ですね。

カム
メッセージ性の強い映像音楽のような唯一無二の日本語ラップです。

REMEMBER IN LAST DECEMBER

2015年リリースのtha BOSSのソロアルバム「IN THE NAME OF HIPHOP」収録曲。

ポエトリーラップスタイルがより強調的で、トラックも静かでメロウなトラックは世界観が特徴的な一曲です。

カム
まさにポエトリー・リーディングの日本語ラップ!

ASTRAL WEEKS / THE BEST IS YET TO COME

2019年リリース。MVが2曲セットのため2曲同時に紹介します。

ASTRAL WEEKSは20周年の歩みを振り返るようなリリックと、少し感傷的で優しさも感じるラップが爽やかにも感じさせる一曲です。

THE BEST IS YET TO COMEは緊張感のあるトラックと力強いラップが印象的な曲は、これからに向けてを歌っている曲ですね。

REQUIEM

2019年リリースのアルバム「THA BLUE HERB」収録曲。

nu-jazzあるいはLofiのような雰囲気のある音数の少ないトラックは、ラップとリリックがより印象に残る曲です。

リリックのテーマは戦争。

考えさせられるリリックが刺さりますね。

最後に

2000年代(発展期)の日本語ラップのMCをまとめました。
⇨ 【日本語ラップの歴史と名曲】発展期(2000年代~)の人気MCをまとめてみた
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Tha Blue Herbはポエトリーラップスタイルで時代によって曲調は多少変わりますが、叙情的でメッセージ性の強い音楽性です。

初期、2000年代は尖った感じで現代音楽的な要素もありましたが、現在はより身近で共感できるようなリリックが多いです。

独特な世界観や雰囲気があり、ラップスタイルも含めて好き嫌いは分かれるでしょう。

しかし、一回聴いてイマイチと思っても2回、3回聴いているうちにハマる曲が多いです。

ラップとリリックの強いメッセージが心に響くグループですね!

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