初心者のための作曲方法ガイドを作成してみました。
作曲の始め方、作曲方法、編曲、DTMなど作曲方法に関わることについてまとめています。
- 作曲はどうやって始めればよいのか?
- 作曲や編曲(アレンジ)やり方は?
など、作曲をこれから始めようと思った時に必要な情報を紹介します。
また多くの方が作曲をする時に使用するDTMの始め方についても解説します。
それでは早速見ていきましょう。
作曲の始め方
作曲をする前に、どうやって作曲を始めて行けばよいのかを解説します。
作曲の始める時には
- どの様な方法で作曲するのか?
- 作曲の手順
- 作曲する前に必要となるもの
この3つのポイントを頭に入れておく必要があります。
作曲の方法は大きく分ければ、
- 楽器で作曲するか
- パソコンで作曲するか
この2つです。
そして作曲の手順ですが、基本は自由です。
人によってはやり方や順番は様々なんですね。ですが、基本となる順番はあります。
また作曲するためには作曲する機材が必要となり、作曲のやり方によって多少変わってきます。
前述した3つのポイントを押さえることで作曲を始めることが出来ますが、実際に作曲を始めても諦めてしまう人は少なくないです。
なので挫折しないための考え方や取り組み方を頭に入れておくと挫折せず楽しく作曲活動できると思います。
これまで解説した
- 作曲の方法
- 作曲の手順
- 作曲する前に必要となるもの
- 挫折しないための考え方
ここまで解説した詳細や具体的な事を、以下の記事にしているので参考にしてみてくださいね。
作曲の始め方について解説します。 作曲したいなと思った時に必要となるものと、作曲していく中で挫折しないための考え方を紹介します。 作曲をしたいと思っても始め方が分からず、あるいは難しそうだと諦めるパターンは多いです。 また[…]
作曲のやり方
そもそも作曲はどこまでの範囲を言うのか。
これは人によって多少の違いはありますが、厳密には「メロディを作る」だと思います。
ですが、具体的に作曲をする場合を考えると、
- メロディを作る
- コードを作る
この2つの作業を作曲と呼ぶ方がいいでしょう。
ここでのメロディやコードは完璧でなくて構いません。
あくまで仮の設定だと思ってください。正式なメロディやコードは編曲の段階で固めていきます。
メロディの作り方
メロディを作ることは鼻歌が歌えればそれがメロディとなり、作曲といえます。
ですが、しっかりとしたメロディや後のコード付け、編曲を経て一つの曲として完成させるためには、メロディを作る前に最低限知っておくべき知識があります。
それが
- 小節と拍
- コード
- スケール
の3つです。
音楽理論的な話になってしまいますが、少なくても作曲をする人はもちろんバンドマンやボーカルなど、音楽活動をしている人の大半が知っている知識です。
また全て完璧に覚える必要もないので、それぞれの最低限の基礎知識を持っているとメロディを作る時やレベルアップに繋がります。
それを踏まえてスケールやリズムなどメロディを作る時に意識しておくことがあるんですね。
そして、メロディの作り方のポイントやコツを押さえておくことで、メロディ作りの指針にもなります。
例えば、音域やブレスを考慮したり、シンプルなメロディを心がけつつも単調なメロディにしないようにするなど。
メロディの作り方のコツはいくつかありますが、その中でも初心者のようにまだ作曲に慣れていない人におすすめのコツがあります。
メロディの作り方の解説をまとめると
- メロディを作る時に知っておく知識
- メロディを作る時に意識すること
- メロディの作り方のポイント
- メロディの作り方のコツ
- 初心者におすすめのメロディの作り方のコツ
メロディを作る時に必要な知識や意識すること、ポイントやコツの詳細や具体的な事は以下の記事に記載しました。
是非参考にしてみてください。
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コード進行の作り方
コード進行を作るためには、当たり前ですがまずコードを知る必要があります。
またコード進行についても基本的なルールや基本知識があります。
この2つを知ることで基本的なコード進行を作れるようになるんですね。
これは初心者の方でもコード進行が作れるようになるってことでもあります。
コード進行の作り方はいくつか方法がありますが、初心者の方におすすめなのが
- よく使われているコード進行を雛形にする
- 既存曲のモデリング
この2つのやり方はコード進行を作ることに慣れていない時は、非常に作りやすいと思います。
また基本的なコード進行が作れるようになり、慣れてきたらコード進行をアレンジしていきます。
コード進行のアレンジ方法やポイントもいくつかあり、アレンジ方法を使いこなせるようになればワンパターンなコード進行から脱出することができるようになります。
つまり自分の作りたいと思っているイメージの曲に近づけるってことですね。
ここまで解説したコード進行について基本ルールや知識、作り方やアレンジのポイントは音楽理論(コード理論)に基づいています。
と伝えると、
音楽理論が必要不可欠なのか?
という話になりますが、これって本当に不毛な話だと思います。
音楽理論を知らなくてもコード進行は作れるし作曲もできます。
しかし音楽理論を知ることでコード進行や作曲の幅は間違いなく広がるんですよね。
ただ音楽理論の型にハマりやすいというという弊害もあると思います。
ここまでの解説をまとめると
- コード進行の基本ルールや基礎知識を知る
- キード進行の作り方の基本を知る
- 初心者におすすめのコード進行の作り方で作る
- 慣れてきたらコード進行をアレンジしてみる
- 音楽理論は必要かどうか
ここまでの詳細や具体的なことを以下の記事にまとめました。
またここでは明確には答えませんでしたが、音楽理論の有無についても答えているので参考にしてみてくださいね。
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編曲(アレンジ)のやり方
編曲はアレンジとも呼ばれますが、作曲と編曲の違いをまず知っておきましょう。
簡単に言えば、作曲は前述したようにメロディとコードを作ること。
編曲は肉付けして曲を完成させることです。
編曲をするために作曲のときよりも機材は重要となってきますが、DTMの環境であれば問題ありません。
編曲する前に事前準備が必要です。
それは先に作曲をしておくことや編曲するジャンルを決めるなどです。
また編曲のやり方は人によっても作るジャンルによっても様々。
ですがリズムパートを作ったり、ベースラインを作ったりなど具体的にやることは決まっています。
どのパートが必要でどのパート不要かは、曲によって変わってくるので必然とやり方も変わってくるわけですね。
また編曲のコツもいくつかあり、例えば編曲するといっても最初から作る必要はありません。
例えば、曲の構成が
「イントロ - Aメロ - Bメロ - サビ」
だった時に、必ずイントロから先に作る必要も無いんですね。
人によってはサビから編曲したほうがやりやすい人もいます。
僕の場合は割と順に作っていく事が多いですが、それでもイントロを後回しにしてAメロから作ることはよくあります。
編曲のコツの一例を紹介しましたが、編曲にもコツやポイントがあるのでそれを知ることで編曲もやりやすくなると思います。
ここまでの解説をまとめると
- 編曲は肉付けして曲を完成させること
- 編曲をするために機材が必要
- 編曲する前に事前準備が必要
- 編曲のやり方は色々ある
- 編曲で具体的にやることは決まっている
- 編曲にはコツがある
ここまで紹介した編曲のやり方の詳細や具体的なことを以下の記事にまとめているので、是非参考にしてみてください。
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DTMの始め方
作曲や編曲をしたいと思った時に、DTMでやろうと思うことが大半だと思います。
DTMを始めようと思っても結構専門的な感じがして、ハードルが高く感じてしまう人も多いんです。
DTMはパソコンを作って音楽を作っていくことなので、パソコンの基本的な使い方は知っておく必要があります。
またDTMで必須なDAWという音楽を作るソフトの使い方も覚える必要があります。
DTMには機材の種類は豊富にありますが、最初に始める上で最低限必要なものはパソコンとDAWです。
この2つさえあればDTMは始めることができます。
しかし、あくまで最低限の環境なので、できれば他の機材も揃えておくのが望ましいです。
DTMの環境を揃えるためにはお金がかかってしまいますが、無料で揃えることもできます。
しかし、やはり機能面や音質面において劣るので、できれば有料のもの手に入れることをおすすめします。
またDTMはパソコンに依存するので、パソコンのスペックは重要となってきます。
DTMはネットサーフやYou Tubeのような動画視聴よりもはるかにパソコンに負荷をかけます。
なので、できるだけパソコンのスペックは高いほうが望ましいです。
そのパソコンのスペックも含めて、DTMを始める前にはいくつか検討しておくことがあるんですね。
なぜかというと、どの様な理由でDTMを使うかで揃える環境が変わってくるからです。
この記事を読んでもらっているのなら大半は作編曲がメインだと思いますが、それでも例えばボカロ曲作りたいという場合と普通の曲を作りたいでは揃えるモノが変わってきます。
なのでDTMを始める前に使用用途など検討してみましょう。
ここまでの解説をまとめると
- DTMはパソコンの基本的な使い方を知る必要がある
- DTMはDAWの基本的な使い方を知る必要がある
- パソコンのスペックは高いほうが望ましい
- DTMを始める前に検討しておく事がある
ここまでの解説の詳細や具体的なことは、以下の記事にまとめているので参考にしてみてくださいね。
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音楽活動の始め方
音楽活動を始めるためには、まず目標を決める事が重要です。
何を目指すのか、何をしたいのかを決めると音楽活動も長く続けられます。
例えば
- プロになりたい
- ライブをしたい
- オリジナル曲を聴いてもらいたい
- ファンを作りたい
- 楽曲を販売したい
など人によって色々あると思います。
そして、決めた目標のためにはどんな活動が必要なのかを考えます、
- 定期的にライブをする必要はあるか?
- 定期的に新曲を作る必要はあるか?
- SNSをやる必要はあるか?
- ホームページやブログを作る必要はあるか?
- MVを作る必要はあるか?
など、音楽活動の中で
- どのような活動をしていくのか?
- 優先順位はどうか?
これらを考えてみるといいですね。
音楽活動についての詳細をこちらの記事にまとめたので参考にしていただければ幸いです。
音楽活動の始め方を解説します。 音楽活動と一言でいっても、バンド、ライブ、作曲、編集、発信などその内容は多岐に渡ります。 音楽活動は一体どのように始めたらいいのか、音楽活動を始めたい、もしくはこれから音楽活動を始める方に向けて解[…]
最後に
作曲の始めるにはいくつかのファクターとポイントがあります。
ここではガイドライン的に大まかなポイントを解説しました。
詳しいことや具体的なことは各詳細記事を参考にしてもらえればと思います。
作曲はプロを目指すにしても趣味でやるにしても面白いし、外国語が話せなくてもネットを介して作った曲で異文化交流もできます。
またボーカルであってもバンドマンであっても、曲を作れる環境や基本的なスキルは持っておいた方が良いです。
色々広がっていくので、これから作曲を始める方はぜひ楽しんで音楽活動していってくださいね!