日本語ラップの黎明期を支えていたグループの一つBUDDHA BRAND(ブッダブランド)。
日本語ラップのクラシックを多く残してきたレジェンド的なグループで、日本語ラップのオールドスクールの代表格と言えます。
今回は数あるBUDDHA BRANDの名曲を10曲に絞って紹介していきます。
僕の好みで選んでいるので、偏っているかもしれませんが良い曲がたくさんあります。
それでは早速見ていきましょう!
人間発電所
1996年にリリースされた「人間発電所」は、BUDDHA BRANDの代表曲です。
アンダーグラウンド感とクラシック感がありながらも、どこかチルで優しい印象のある曲。
日本語の角張った音感を感じさせないラップが、よりスムースに横ユレできるようなグルーヴを感じさせます。
非常に中毒性のある曲で、日本語ラップのクラシックの名曲の一つですね!
Don’t Test da Master
1999年にリリース。BUDDHA BRANDの人気曲。
アンダーグラウンド感漂う、アッパーで緊張感のある曲。
20年以上前にこの曲が出来ていることに驚いている人も多く、ハマる人も多い一曲です。
FUNKY METHODIST
1995年リリース。
ファンク系のトラックでブラックミュージックの色が強い曲。
人間発電所とトラックの好みが分かれる曲でもあり、フレーズが印象的でスムースなラップと合わせってカッコいい。
天運我に有り(撃つ用意)
1997年リリース。2003年に再リリースされました。
先に紹介したFUNKY METHODISTと同じく、ブラックミュージックの色が強いです(こっちはソウル系?)。
ブラックミュージックに日本語ラップを混ぜ合わせて、アンダーグラウンド感が漂いながらもスムースでソウルフルなトラックとラップは中毒性のある一曲ですね。
ブッダの休日
1997年リリース。
日本語ラップの中で、チルの元祖とも言える曲。
イージーリスニング的なトラックからビートの印象が途中から変わりますが、ボサノバのような印象のフレーズにヒップホップ的なビートを融合したトラックはオシャレですね。
そんなトラックにスムースなラップが合わさった、クラシカルでチルな一曲です。
HI-JACK (のっとり)
1999年リリース。アッパーでギャングスタ系な曲。
アンダーグラウンド感満載で緊張感のある曲調ですが、スムースでカッコいいラップはもちろんトラックがBUDDHA BRANDらしさのある一曲です。
Return Of The Buddha Bros
1999年リリース。
BUDDHA BRANDならではのドープ感の強い一曲。
ミドルテンポで、どこか浮遊感のあるトラックとスムースなラップがやっぱりカッコいいですね!
ILL伝道者
1997年リリース?
ソウルフルなトラックにあのスムースでカッコいいラップが乗っかり、渋くてカッコいい曲になってますね~
ブラックミュージックのテイストやかっこよさを残しながら、日本語ラップのかっこよさを感じさせる一曲ですね!
PUNCH(仮)
2019年リリース。
2019年に復活し、19年ぶりに出した新作の一つ。
昔と変わらずスキルフルでオシャレでカッコいいですね~
亡きD.Lもラップもちゃんと入っていて、BUDDHA BRANDのファンはたまらないのでは。
またトラップに辟易した人や若い世代からも評判が良いのは、さすがBUDDHA BRANDって感じですね!
生きる
2019年リリース。
先に紹介したPUNCH(仮) と同じく、再始動後の新譜。
ファンクなヒップホップでかなりカッコイイです。
ファンクテイストのトラックとスムースなラップは、ブラックミュージックテイストを残しつつ日本語ラップのカッコよさをだしているBUDDHA BRANDの十八番のような曲だと思います。
まとめ
90年代日本語ラップの名曲をまとめました。
日本語ラップは1980年代に生まれ、その後1990年代に黎明期を支えた大御所やレジェンドと呼ばれるグループやMC・曲が登場しました。 今でも活躍しているアーティストももちろんいて、今の日本語ラップの原点ともいえます。 今回は19[…]
BUDDHA BRANDはブラックミュージックの良さを残しつつ、日本語ラップに融合しているのが特徴です。
今のブラックミュージックではなく70年代80年代のソウル・ファンクをかっこよくサンプリングしているのは、BUDDHA BRANDならでは。
昔も今も真似できないテイストの唯一無二のグループですね!