作曲してアレンジまで終わり曲が完成した時、
- もう少しオシャレにしたい
- なんかダサく感じる
- ちょっと違うな・・・
と思うことがあるのではないでしょうか。
オシャレにアレンジしたい時にはポイントがあり、またアレンジを見直して修正していくことも大切です。
今回はそんなオシャレにアレンジにしたい時のコツと見直すべき部分について解説します。
作った曲をオシャレにしたい時のコツ
作った曲をオシャレにしたい時にはイメージや曲調にもよりますが、
- オシャレにするためにアレンジのポイント
- 作ったアレンジを見直すポイント
を踏まえて修正していけば良いと思います。
編曲のやり方とコツについて解説します。 曲を作る上ではここがメインともいる作業で、楽しい部分でもあります。 しかし編曲は色々な要素があり、またある意味自由度が高いので初心者の方を始め、まだ慣れていない人にとってはとても難しく感じ[…]
1.オシャレにするためのアレンジポイント
出来上がった曲のアレンジをオシャレにしたい時に、まず見直すポイントは2つです。
それがコードとリズム。
作曲してアレンジまでしたけど、「もっとオシャレにしたい」とか「もっとカッコイイ感じにしたい」って思った時には、まずコードとリズムを見直してみるのがオススメです。
コード
コードはコード進行もありますが、使っているコードを考え直してみるのとオシャレになったりします。
単純なコードではなく、セブンスやナインスなど4和音コードや装飾コードを使ってみたりするなど、色々なコードを試してみましょう。
またコードを入れるタイミングを増やしたり減らしたりするのもオススメです。
例えば曲全体を通して1小節にコードが2つ来る構成であれば、
- サビは1小節に4つにする
- サビに入る前の小節だけコードを増やす(または減らす)&使っていないコードを使う
- 同じ2つでもコードが切り替わるタイミングをずらす
など色々工夫してみるといいですね。
これはジャンルによって変わってくると思いますが、R&Bなどブラックミュージック系のジャンルやその要素を入れたい場合には、4和音のコードを入れると雰囲気が出てくるので特にオススメです。
リズム
リズムも8ビートなら16ビートやシャッフルビートなどリズム自体を変えてみるという方法もあります。
ですが、ウラのリズムを取り入れるというのが、個人的にはオシャレにカッコイイ感じにするには一番だと思います。
オンビートのリズムをウラのリズムが入ったリズムにするだけで、結構「カッコイイ感じ」「おしゃれな感じ」になります。
もっとオシャレにカッコイイ感じにしたいのなら、ウラのリズムを入れることでイマドキ感を感じれる曲になるので、ぜひ今のリズムを見直してみましょう。
またリズムの見直しは何もドラムだけの話ではなく、他のパートのリズムも見直して調整をしていくと良いですね。
これはメロディも含めて各パート全てウラのリズムを意識したアレンジをしていくと、かなり印象が変わると思います。
なので、アクセントを裏で取るようなリズムにするアレンジがオススメです。
2.アレンジの見直しポイント
曲をオシャレにするためにコート(コード進行)やリズムを見直していくと良いのですが、曲全体のアレンジも見直したほうが良い場合もあります。
もちろんコードやリズムは重要ですが、チェックポイントとして
- 音のぶつかり
- コード進行の違和感がないか
- リズムの違和感がないか
上記3つは曲が完成したら必ずチェックするようにしましょう。
メロディに対してバックがオカシイなと違和感を感じたら、
「音がぶつかっている」
「コードそのもの、あるいは楽器の弾き方(音の出し方)がメロディと合っていない」
なんてこともあります。
コード的に合っていて音はぶつかっていなくてもしっくりこない場合もあるので、このへんは色々試して自分なりにフィットするコードを探すとよいですね。
また音色的にぶつかってしまうこともあるので、その時は楽器の音色を変えたりパートから外すなどのパート構成の見直しも必要になってきます。
また音自体は問題ないけどリズムがメロディと合っていない、アレンジとしてまとまっていないことも。
リズムも各パートで聴いた時はOKなのに、全体で聴くとオカシイと感じたりもします。原因は様々ですが
- リズムを聴かせるパートが多すぎる(少なすぎる)
- リズムを聴かせるパートがそれぞれ違うリズムになってしまっている
この辺が多いと思います。
これらをチェックしつつコードとリズムを前述したようなポイントでアレンジしていけば、おしゃれになると思いますよ!
時間をおいて最終チェックをする
アレンジが完成した時は、時間をおいて最終チェックをするのがオススメです。
アレンジが完成した時は、それまでの作業で自分の耳が音に慣れてしまっていて違和感を感じられないことがあります。
だから次の日など時間を空けてから、完成したアレンジを聴いてみて自分が納得できる曲に仕上がっているか確認するといいですね。
アレンジした時は納得いったけど、次の日聴いたら修正したくなるってのは結構あります。
曲作りは他の芸術分野と同じく完璧は無いので、どこかでピリオドを自分で打たねばなりません。
そうしないといつまで経っても終わらない状態になりかねないので。
なのである程度チェックしたら、自分の中で「この作品は完成した」とピリオドを打つことも大切です。
何度かアレンジの修正を繰り返したら、自分の気持の中でも作品を完成させましょう!