イントロの作り方のアイディアやコツとEDMによくあるパターン

作曲する時に重要となってくるのがイントロの作成。

今回はイントロの作り方のアイディアやコツについて解説します。

イントロの作曲には定番の作り方やパターンがあるので、それを知ることでイントロも作りやすくなると思います。

またEDMのイントロによくある7つのパターンも紹介するので、EDMを作りたい場合の参考にしてみてくださいね。

それでは早速見ていきましょう。

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イントロとは

イントロ

イントロとは曲の冒頭の部分であり、曲を印象づける部分でもあります。

イントロは曲の導入部としての役割とリスナーが曲のイメージを最初に持たせる役割を持ちます。

なので、イントロが明るい感じであればリスナーは「この曲は明るい曲なんだな」と捉えるし、暗いイントロであれば「この曲は暗い曲だな」と捉えます。

つまりイントロはリズナーにとって曲調を決定づける部分です。

またイントロは曲のツカミ的な要素にもなる非常に重要な構成ブロックでもあります。

イントロの心地よさや印象によって、リズナーがその後を聴きたくなるかどうか分かれてきます。

今までにイントロがイマイチで聴くのを止めてしまった、なんて経験があるのではないでしょうか。

それほどイントロは重要な部分で、リスナーの興味や心を掴むためにしっかり作り込む必要があります。

特にボーカルやバンド活動をしていて、オリジナルの曲を聴いてもらいたいのであれば、なおさら大切な部分と言えます。

本人が有名なアーティストや人気の歌手またはファンがいない限り、オリジナルをフルサイズで聴いてもらえるのは珍しいですからね。

だからイントロを作曲する時には、サビと同じくらい重要視する必要があると思います。

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イントロの作り方

イントロ

イントロを作る際にはいくつかの定番の作り方があります。

  • 他の構成ブロックの要素を取り入れる
  • 独立した構成ブロックとして作り込む
  • 曲全体を通して一番静かな雰囲気にする
  • イントロを作らない

この5つが定番の作り方です。

既成曲を聴いてみると大抵はこの5つに当てはまるのではないでしょうか。

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他の構成ブロックの要素を取り入れる

これはイントロを作る際に、Aメロやサビなど他の構成ブロックの要素を利用する作り方です。

例えば他の構成ブロックのコード進行やメロディを流用したり、少し変化させて使ってみたり。

サビを印象づかせるために、サビのメロディやコード進行を使うパターンはよくあります。

他の構成ブロックの要素を入れることは曲にまとまりを持たせたり、世界観を統一させることにも繋がります。

それに一番作りやすい方法ともいえますね。

独立した構成ブロックとして作り込む

Aメロやサビと同じように、一つの構成ブロックとして作り込むやり方です。

前述した他の構成ブロックの活用とは逆に、コード進行や主旋律も全く新しく作ります。

この場合の作り方は自由ですが、イントロの後に来るAメロやサビとは全く違う印象だったり、極端に短いイントロにしたり様々です。

他のブロックと違う印象にする場合には、コードやリズム、音階など他の構成ブロックには無い要素を入れることがポイントです。

また前述した他の構成ブロックの要素を使う作り方にも関連しますが、例えば

  • サビのコード進行を使いつつも、主旋律やリズムを変えて雰囲気を変える
  • Aメロのメロディと同じ様なメロディだけど、コード進行やリズムが全く違う

など、他の構成ブロックの要素を元にして、全く新しい感じのイントロにする作り方もあります。

曲全体を通して一番静かな雰囲気にする

イントロ

多くの既成曲でこのパターンは多いです。

このパターンの作り方は定番でが、サビを引き立てるために効果的です。

イントロは静かな雰囲気出入り、そのままAメロに繋がって、Bメロ、サビに行くまでに右肩上がりで盛り上がっていく。

静かな雰囲気とは音数を減らし、リズムアクセントも少なくすることで作ることが出来ます。

音の動きも少ないとより静かな雰囲気になりますね。

イントロを作らない

イントロの作り方としては例外かもしれませんが、こちらも多いパターンですね。

イントロは作らずに、いきなりAメロから始まるパターンです。

いきなりメロディが始まることで、リスナーにインパクトを与えることができます。

イントロを作るか作らないかは全くの自由なので、

「今作っている曲はイントロが必要か」

を考えてみるといいですね。

もしイントロが「どうしても作れない」「思い浮かばない」という場合には、思い切ってイントロが無い曲にしても良いと思います。

またツカミがAメロの部分(出だしがAメロなら)になるので、Aメロの出来が良かったと感じた場合もイントロを作らない選択をしても良いかもしれませんね。

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イントロの定番パターン

イントロ

前述したイントロの定番の作り方にも被る部分がありますが、イントロの定番のパターンを紹介します。

雰囲気を変えたサビやメロディを使ったイントロ

サビやメインとなるメロディを雰囲気を変えて使ったイントロパターン。

前述した「他の構成ブロックの要素を取り入れる」作り方で再現することができます。

サビのメロディや雰囲気を曲全体を通して強調付けるにはピッタリです。

特にキャッチーなフレーズやメロディの場合には最適ですね。

ただ、サビの雰囲気を出しすぎると飽きられる可能性もあるので、サビの印象によって使い分けたいパターンですね。

また

サビのインパクトが薄れて勿体ない

という意見もありますが、そこは人それぞれ曲それぞれの話だと思います。

静かな雰囲気をだしているイントロ

こちらも前述した「曲全体を通して一番静かな雰囲気にする」作り方で再現が可能です。

例えば、

  • イントロの音色はピアノのみでコード弾きしているだけ
  • 音の動きがおとなしいメロディをピアノで弾き、パッドやストリングスを薄く響かせる

など、静かな雰囲気のイントロはシンプルに作られた構成が多いです。

特にバラードなどの曲には世界観を作りやすく、相性の良いイントロパターンですね。

イントロなしのパターン

イントロ

イントロ無しでAメロやサビなどボーカルラインが出だしになるパターンです。

イントロが存在しないので、イントロパターンとは呼べないかもしれませんが、曲の作りの定番パターンとして一応挙げておきます。

イントロが無いのでいきなり曲に引き込む形になるので、前述したように出だしのメロディが印象的だったり、耳に残るようなメロディだとより効果的ですね。

サビを使ったイントロ

これはEDM系に多い気がしますが、メロディを抜いたサビの部分(伴奏部分)をイントロに使ったパターンです。

こちらは前述した「雰囲気を変えたサビやメロディを使ったイントロ」のパターンよりも、更にサビを強調する形になります。

ただこのイントロパターンは、出だしで音数が多く曲の盛り上がりが最初に来るパターンなのでジャンルを選びます。

なので、EDMやHIPHOPなどループ系を扱えるジャンルや、ループ感のある曲には使えるイントロパターンです。

これがイントロなしでサビという構成パターンであれば、どのジャンルにも使えるイントロパターン(というかイントロ無いけど)だと。

ビートのみのイントロ

こちらもEDM系に多いイントロパターンです。

ドラム(+ベース)だけ演奏されているビートのみのイントロパターンです。

ループ感が強くなるので、その手のジャンルでよく見られパターンですが、Aメロに入る前にブレイクさせて印象づけたりもします。

【ブレイクとは】
メロディやリズムの流れを切って、一時的に空白になった部分のこと

ビートのみなので、ダンス系の曲でないと厳しいと思います。

普通の曲だと間が持たないし、飽きられますね・汗

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イントロの作り方のコツ

イントロ

イントロの作り方のコツとして

  • メロディライン(主旋律)
  • 後の構成との繋がりや流れ
  • プリイントロの作成

この3つ紹介します。

メロディライン(主旋律)

イントロで一番肝となるのが、イントロを印象づけるメロディラインの作成だと思います。

メロディラインの作り方は、前述した事も含まれますが

  1. イントロ用のメロディを作る
  2. 他の構成ブロックのメロディを使う
  3. 他の構成ブロックのメロディの一部分を使う
  4. 他の構成ブロックのカウンターラインを使う

この4つです。

①は新しくメロディラインを作るのですが、②と③は他の構成ブロックのメロディの全部あるいは一部を流用する形です。

①~③までは前述した内容と同じなので省略します。

そして④は他の構成ブロックで使われているカウンターラインを、イントロ用メロディラインとして使うやり方。

【カウンターラインとは】
「裏旋律」「裏メロ」などと呼ばれている、メロディの裏で伴奏が奏でている別のメロディのこと

この場合はまず他の構成をある程度作り込んでいる事が前提となります。

Aメロやサビで使っているカウンターラインをそのままイントロ用のメロとして使っても良いし、部分的に使いメロディとミックスさせても面白いと思います。

ちなみに、イントロ用で新しく作ったメロディラインを他の構成ブロックのカウンターラインとして使う、という逆の発想もできますよね。

後の構成との繋がりや流れ

イントロ

イントロの後ろに来る構成ブロックとの繋がりや流れに注意しないと、曲の雰囲気や流れがぶつ切りになってしまいます。

例えばイントロからAメロという構成であれば、イントロの最後とAメロの出だしのコード進行や他の楽器の演奏にも気を使う必要があります。

構成ブロックから構成ブロックのつながりは、

  • コード進行をスムーズに
  • 演奏はブロック間を跨がないように

など配慮が必要です。

またイントロの終わりにブレイクさせてAメロに繋げるやり方もありますね。

色々なアプローチがあるので、イントロからAメロなど後ろの構成繋がりや流れをどのようにしたいかで変わってきます。

  • スムーズに移行させたいのか?
  • ブレイクさせるなどいきなり場面転換したいのか?
  • 余韻を残したまま次のブロックに移りたいのか?

色々なパターンが考えられるので、ぜひ考えてみてください。

既成曲を参考にするとイメージしやすいと思います。

プリイントロの作成

プリイントロを作ってみるのも一つの方法です。

プリイントロとはイントロのイントロといった感じでしょうか。

イントロを2つ作る感じですね。

プリイントロを作る場合にはイントロよりも静かであることが多いですが、要はプリイントロとイントロで印象を変えたり盛り上がりを促す効果があります。

例えば、B’zの「ねがい」や「Liar! Liar!」、あいみょんの「マリーゴールド」もそうでしょうか。

HIPHOPでもeminemの「Lose yourself」が当てはまりますね。

プリイントロを作る場合に注意したいのが長さです。

歌が始まるまでプリイントロ+イントロの長さがあるので、あまりに長くしてしまうとメロディはもちろんサビまで遠くなってしまいます。

なので、プリイントロを作る場合には、Aメロまでまたはサビまでの長さを考慮して作ってみましょう。

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EDMのイントロの作り方のパターン

EDMのイントロ

流行りのEDMのイントロには定番のパターンがあります。

これまでに紹介したパターンも含まれますが、それは

  • コード弾きのループ
  • ビートのループ
  • フェードイン
  • ローパスフィルター
  • 環境音
  • シンプル構成
  • インパクト

です。

コード弾きのループ

3つか4つのコードを使ったコード弾きのループでイントロを作ります。

これはEDMだけでなくどのジャンルにおいてもオススメです。特に慣れていないうちには。

またEDMで多いのが、そのままAメロ以降も同じコード進行でループすることです。

EDMはループ系のジャンルでもあるのでこれでも成立するし、キャッチーになりやすいと思います。

でもコード進行が一定のため飽きられる事も多く、アレンジやメロディでインパクトや飽きさせない工夫をしないといけません。

曲全体はなかなか難しいかと・汗

ビートのループ

これは前述しましたが、ドラムとベースでのビートのみでイントロを作るやり方。

EDMでも最近はあまり好まれてはいないようですが、フロアでDJが流す分には便利なようですね。

ただ一曲として考えた時に、EDMとはいっても単調すぎる気はします・汗

フェードイン

これもEDMだけでなく全ジャンルで使えるイントロの作り方です。

フェードインしてイントロが始まるパターンですが、イントロなしでAメロではなくサビが最初に来る構成の場合に特にフィットしそうです。

EDMやHIPHOPなどループ系がアリのジャンルには特に多い印象のあるやり方ですが、フェードインさせるだけでもドラマチックな演出になったりするので、一度試してみてはどうでしょう。

ローパスフィルター

エフェクトのローパスフィルターを開いた状態でイントロを作るやり方。

【ローパスフィルターとは】
エフェクトの一種。低い周波数を減衰させず、高い周波数だけ減衰させるエフェクト

ローパスフィルターをかけた状態にすると、音がこもったように聴こえてきます。

ローパスフィルターが掛かった状態から徐々にエフェクト効果を無くしていくと、こもった状態から普通のクリアの状態に戻っていきます。

このようなローパスフィルターを使って、イントロの音にグラデーションを掛けるやり方も印象的なイントロになりますね。

EDMなどデジタル系には相性が良いですが、他のジャンルで使ってみても良いかも。

イントロの出来が単調だったり物足りなく感じた時に、試してみると良いかもしれませんね。

環境音

イントロ

EDMで多いですが、他のジャンルでも結構使われるやり方です。

特にインストゥルメンタル(歌ナシ)の楽曲には定番な印象があります。

環境音とは、街の雑踏とかレストラン内の雑踏などの生活音、車などの乗り物の音、波の音や風の音などの自然音、小鳥のさえずりや鈴虫の音など生き物の音など色々あります。

世界観を作りやすくリスナーを引き込みやすいですが、ライブやイベントで使う場合は邪魔になるので編集(カット)することが多いです。

環境音を使うと曲のテーマが決まるので、イメージの補助としても使えそうです。

シンプル構成

アコギのフレーズのみなど、いたってシンプルな構成のイントロ。

シンプルな構成なだけに盛り上がった時のギャップは生まれやすいので、曲調によって使い分けたいですね。

EDMの場合はデジタル音が主流の中に、アコギやピアノなどアンプラグドの楽器でシンプルな演奏をすることでインパクトを持たせています。

他ジャンルでのイントロでも使えそうですが、特にバラード曲との相性は良いと思います。

インパクトな出だし

イントロの出だしにインパクトを付ける作り方です。

キックやクラッシュ、オケヒットなど単発で破裂するかのような音色から始まるので、曲に勢いをつかせます。

フィルターなどエフェクトを駆使すれば色々効果的な音でできそうですね。

EDMならではのイントロの作り方で、なかなか他のジャンルで活用しにくい気もします。

あとは出落ち感にならないように注意すべきかも・苦笑

最語に

イントロの作り方についての解説とEDMのイントロの作り方を紹介しました。

イントロには定番の作り方やパターンがあるので、それを参考にすればイントロも作りやすいと思います。

またEDMのイントロの作り方は他のジャンルでも応用できる作り方なので、色々と実践してみて試してみるのか良いですね。

イントロはツカミなので、イントロでいかにリスナーの気持ちを掴めるか、興味をもたせるか。

そのポイントを踏まえてイントロを作ってみてみましょう!

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