『打上花火』をピアノ弾き語りする方法|大人初心者でも簡単!

  • 2020年6月30日
  • 2020年7月7日
  • 音楽

DAOKOさんと米津玄師さんのデュオ曲『打上花火』を、大人の初心者の方でも簡単にピアノ弾き語りをする方法を紹介します。

『打上花火』は夏の終りにピッタリのちょっと切ない曲で、曲調としてもピアノで弾き語るには向いてるかなと思います。

カム
男女のデュオなんで兄妹・姉弟や恋人とピアノで弾き語るのはカッコイイと思いますよ~♪

それでは早速見ていきましょう!

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初心者がピアノ弾き語りをする4つのポイント

ピアノ弾き語り

『打上花火』のピアノ弾き語りの解説の前に、初心者の方がピアノ弾き語りをする時の4つのポイントを紹介します。

  1. ピアノを弾く時右手はコード左手はベース(ルート)
  2. コードを簡単に
  3. リズムを簡単に
  4. テンポはゆっくり

ピアノを弾き語る時には、メロディは歌うのでピアノで弾く必要はありません。

なので、右手をコード、左手をベース(ルート)という形の伴奏にしましょう。

そして、曲を構成しているコード・リズム・テンポを極力簡単にすることが、初心者の方がピアノで弾き語るコツです。

『打上花火』の簡単なピアノ弾き語り方法

前章で解説した初心者の方がピアノを弾き語る時のポイントを踏まえて、DAOKOさんと米津玄師さんの『打上花火』の一番をピックアップして解説します。

ここでは特にコードの部分について詳しく解説します。

このポイントを抑えておけば、たとえ初心者であってもピアノで弾き語りすることは十分可能です。

もちろん練習は必要ですけど、曲の要素を簡単にしていけば大人の初心者の方でも『打上花火』だけでなく、好きな曲を弾き語ることが出来るようになります。

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『打上花火』のコード進行を簡単にする

DAOKOさんと米津玄師さんの『打上花火』の構成は

Aメロ - Bメロ - サビ

『打上花火』のAメロからサビまでのコード進行を確認すると、使われているコードは

C♭・D♭・E♭m・G♭・B♭m

とキーがE♭mで複雑です。

カム
E♭mのキーでピアノで弾くと黒鍵ばっか・・・(;´∀`)

なので、簡単なコード進行にトランスフォームします。それが

C・D・Em・G・Bm

Emのキー(原音から半音下げ)に変えました。

⇨ 『打上花火』のコード譜

ページの上の曲名の下にキーを変えられるボタンがあるので、-5をクリックしてください。

ピアノコードがよく分からない場合は、こちらの記事を参考にしてくださいね。

⇨ ピアノコードの簡単な覚え方|理論を省いた初心者向け独学方法

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『打上花火』のコード進行を転回形にする(画像&音源付)

Aめろ、Bメロ、サビと、構成ごとに転回形を解説します。

ピアノコードの転回形についての詳細は以下の記事にまとめたので、こちらも参考にしてくださいね。

⇨ ピアノコードの簡単な弾き方と転回形の覚え方|初心者におすすめ!

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『打上花火』Aメロのコード進行の転回形

Aメロ(歌詞:あの日~後ろ姿)のコード進行は

C - D - Em - D 

C - D - Em - G(転1)

x2(1回繰り返す)です。

次にコードの押さえ方の一例を紹介します。(青○が左手、赤○が右手で抑える鍵盤)

C打上花火のコード
D打上花火のコード
Em打上花火のコード
G(転回形1)打上花火のコード

AメロはG以外はコードは転回していません。

これはBメロもサビも同じコードを使っている&Aメロの理由からです。

コードによって弾く長さが違います。

C(1拍半) - D(2拍半) - Em(1拍半) - D(2拍半) 

C(1拍半) - D(2拍半) - Em(1拍半) - G(2拍半)

実際の音源を参考にしてみてくださいね。

 

カム
コードチェンジのタイミングがDとGの時は速いです。

『打上花火』Bメロのコード進行の転回形

Bメロ(歌詞:寄り返す波~過ぎて行く)のコード進行は

C - D(転1) - Em(転1) - D(転1) 

C(転1) - D(転1) - Em(転1) - G(転2)

C - D(転1) - Em(転1) - D(転1) 

C(転1) - D(転1) - G(転2)

Aメロとほぼ同じです。が、コードチェンジのタイミングが違います。

そしてコードの押さえ方もAメロの時と変えてみました。(青○が左手、赤○が右手で抑える鍵盤)

C打上花火のコード
D(転回形1)打上花火のコード
Em(転回形1)打上花火のコード
C(転回形1)打上花火のコード

G(転回形2)

 

最初のCはAメロの時と同じ押さえ方ですが、2回目はほぼ転回形にしています。

C(2拍半) - D(1拍半) - Em(2拍半) - D(1拍半) 

C(転)(2拍半) - D(1拍半) - Em(2拍半) - G(1拍半)

C(2拍半) - D(1拍半) - Em(2拍半) - D(1拍半) 

C(転)(2拍半) - D(1拍半) - G(4拍)or NC

Aメロの時とは逆に、コードチェンジがDとGは遅くなります。

ちなみにラストのG(4拍)は曲を聴いてるとコード無しでもいいと思うので、お好きな方でOK。

文字では表現しづらいので、音源を参考にしてみてくださいね。

カム
コードとメロディの微妙なズレ感があるので注意ですね。

『打上花火』サビのコード進行の転回形

サビ(歌詞:パッと光って咲いた~続いて欲しかった)のコード進行は

C - D - Em - Bm(転1) 

C(転2) - D(転2) - Em - G(転1)

C(転2)- D - Em(転1) - Bm 

C(転1) - D(転1) - C - D - Em(転1)

そしてコードの押さえ方もAメロの時と変えてみました。(青○が左手、赤○が右手で抑える鍵盤)

一例として参考にしてみてくださいね。

C打上花火のコード
D打上花火のコード
Em打上花火のコード
Bm(転回形)打上花火のコード
C(転回形2)打上花火のコード
D(転回形2)打上花火のコード
G(転回形1)打上花火のコード
Em(転回形1)打上花火のコード
Bm打上花火のコード
C(転回形1)打上花火のコード
D(転回形1)打上花火のコード

コードチェンジはBメロのタイミングと同じです。

最後のC - D - Em(転1)だけ1拍-1拍-2拍で弾きます。

音源を参考にコードを変えるタイミングを確認してみてくださいね。

最後に

DAOKOさんと米津玄師さんのデュオ曲『打上花火』のピアノ弾き語りの方法を解説しました。

『打上花火』はコードをトランスフォームすることで簡単になりますが、コードチェンジとメロディのタイミングにズレがあるので、曲をしっかり聴き込む必要はあります。

もちろん練習は必要ですが、コードと弾き方、リズムを簡単にしてゆっくりなテンポで弾けば、初心者の方でも弾くことはできます。

まず『打上花火』をしっかり聴いて練習ですね!

カム
慣れてきたらリズムに変化をつけたり、コードを少し複雑にしたりとアレンジしていくと、もっとおしゃれになっていきますよ!
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