日本語ラップの黎明期から発展期を支えてきたグループ・ラッパ我リヤ。
ラッパ我リヤはZeebraなど黎明期の世代と、般若や漢 a.k.a. GAMIなど2000年代以降の日本語ラップ発展期の世代の中間世代。
そんなラッパ我リヤの有名曲や人気の曲をまとめました。
僕の好みで選んでいるので、偏っているかもしれませんが良い曲がたくさんあります。
それでは早速見ていきましょう!
Deep Impact(Dragon Ash)
2000年リリース。
Dragon Ashの客演として参加した曲で、ラッパ我リヤの知名度を一気に上げた曲です。
この曲の後にメジャーデビューも果たしました。
第1次日本語ラップブームの代表的な曲の一つでもあり、HIPHOPよりのミクスチャーロックです。
かなりアッパーで当時のメジャーシーンには無かったサウンドで、日本語ラップにハマるきっかけとなった30代40代も多いのではないでしょうか。
My Way feat. Kj(Dragon Ash)
2017年リリースのアルバム「ULTRA HARD」収録曲。
先に紹介した「Deep Impact」で共演したDragon AshのKJを客演に迎えた曲。
Deep Impactから17年ぶりの共演で、KJはラップではなくフックを歌っています。
アッパーですが、KJの歌声がどこか切ない感じも漂わせている一曲。
Do The GARIYA Thing
2000年リリース。ラッパ我リヤの有名曲で、日本語ラップのクラシック曲の一つ。
アンダーグラウンド感満載の雰囲気で、トラックのループ感が強くクセになるような曲です。
HOT feat. Mek Piisua
2017年リリースのアルバム「ULTRA HARD」収録曲。
タイで活動しているMC・Mek Piisuaを客演に迎えた曲。
ベースが効いたトラックやフックなど、かなり耳に残る中毒性のあるサウンドですね
新時代
2000年リリースのアルバム「ラッパ我リヤ伝説」収録曲。
ラッパ我リヤらしい、中毒性のあるトラックと硬派なラップ。
日本語RAP feat. MURO
2017年リリースのアルバム「ULTRA HARD」収録曲。
レジェンドMUROを客演に迎えた曲。
少し渋めのトラックとストリート感のあるサウンドは、30代40代向けって感じのテイスト。
Big Show
2017年リリースのアルバム「ULTRA HARD」収録曲。
スピード感のあるロックサウンドな曲。
ロックサウンドのアッパー感のある曲は、ラッパ我リヤと相性バツグンですね!
ヤバスギルスキル 10 feat.韻踏合組合
2017年リリースのアルバム「ULTRA HARD」収録曲。
元々は1995年にリリースされたコンピレーション・アルバムで「ヤバスギルスキル」の曲に参加したことがきっかけで、
その後、パート2,パート2とリリースしていき、2017年にパート10までになりました。
「ヤバスギルスキル 10」では大阪のラップグループ「韻踏合組合」を客演に迎えました。
バンドサウンドとトラックとマイクリレーがアガる曲で、今の時代にブラッシュアップしたアンダーグラウンドのカッコよさがありますね。
NO HIPHOP NO LIFE
2006年リリースしたアルバム「NO HIPHOP NO LIFE」収録曲。
2000年代のアンダーグラウンド感を感じられる曲で、無骨なラッパ我リヤのテイストとは少し違う曲調ですね。
ストリート感とドープなトラックとラップがかっこいい!
UNDERGROUND SOLDIER
2006年リリースしたアルバム「NO HIPHOP NO LIFE」収録曲。
先に紹介した「NO HIPHOP NO LIFE」と同じく、アンダーグラウンド感・ストリート感のある曲で、ラッパ我リヤの無骨さがカッコいいサウンドです。
最後に
⇨ 【日本語ラップの歴史と名曲】発展期(2000年代~)の人気MCをまとめてみた
日本語ラップは2000年代前後から黎明期から支えたZeebraの下の世代も台頭してきます。 またZeebraたちとほぼ同じ世代であっても、知名度や人気が上がってきたMCもいます。 この時期になると多くの地方勢のMCが活躍し、また[…]
ラッパ我リヤは無骨で男臭い曲調なのが特徴で、今回紹介した曲も存分にそのテイストが含まれています。
男(不良)らしいカッコよさのラッパ我リヤには、ハマる人はハマるといった感じだと思います。
日本語ラップの黎明期を支え、発展期(2000年代~)にも活躍したラッパ我リヤは、日本語ラップのレジェンドのグループの一つですね!