新型コロナウイルスによる、特別定額給付金のオンライン申請が2020年5月1日に開始されました。
特別給付金のオンライン申請をするには必要なものがあり、また2020年5月1日時点では全国全てでオンライン申請ができるわけではありません。
そこで今回は特別定額給付金のオンライン申請に必要なモノと、5月1日から特別定額給付金のオンライン申請を開始した市区町村の一覧を紹介します。
それでは早速見ていきましょう。
定額給付金のオンライン申請に必要なモノ
特別定額給付金のオンライン申請する際に必要なモノは、
マイナンバーカード
マイナンバーカードは作るのに時間がかかるので、マイナンバーを作っていない場合には郵送での申請に。
各市区町村から申請書類が郵送される予定なので、お住まいの市区町村から書類が届くのを待ちましょう。
マイナンバーカードを持っている場合には、
- スマホで申請するか
- パソコンで申請するか
で、必要なものが分かれます。
スマホで申請
スマホで申請する場合には、アプリ「マイナポータルAP」から申請する必要があるので、「マイナポータルAP」をダウンロードします。
そして、マイナポータルAPで特別定額給付金の申請するまでに、
- 利用者証明用電子証明書用（4桁）
- 券面事項入力補助用（4桁）
- 署名用電子証明書用（6桁～16桁）
上記3種類の暗証番号が必要となります。
この3種類の暗証番号は、マイナンバーを作った時に自分で決定した暗証番号です。
そして、「振込先口座の確認書類（写し）」が必要です。
これは、申請者名義の通帳やキャッシュカード、インターネットバンキングの画面等の写し又は画像（口座番号、カナ氏名等が分かるもの）です。
通帳やキャッシュカードをスマホで撮るか、ネットバンクであれば自分の口座のサイトの画面をキャプチャしましょう。
・アプリ「マイナポータルAP」
・3種類の暗証番号
・振込先口座の確認書類（写し）
パソコンで申請
特別定額給付金のオンライン申請に必要なモノはスマホとほぼ同じです。
一つだけ違うのが、マイナンバーを認証するためのICカードリーダーが必要となります。
ICカードリーダーはネットショップで色々な種類が売っています。
そしてパソコンの場合は、「マイナポータル」から申請します。
・ICカードリーダー
・3種類の暗証番号
・振込先口座の確認書類（写し）
定額給付金のオンライン申請は簡単
スマホでもパソコンでも定額給付金のオンライン申請は非常に簡単です。
パソコンならサイト「マイナポータル」から、スマホならアプリ「マイナポータルAP」から手順に沿って申請していけば迷うことはないかと。
ただし、
と、上記の画像のように、現在サイト「マイナポータル」の特別定額給付金のオンライン申請にアクセスが集中して、繋がり難い状態です。
時間が経ったり夜中なら混雑も緩和されるとは思いますが、スマホからの申請がスムーズだと思うのでオススメです。
定額給付金のオンライン申請を開始した市区町村一覧
5月1日時点で特別定額給付金のオンライン申請を開始した市区町村は、全国で679市区町村。
そのうち東京都に関して言うと
- 品川区、渋谷区、江戸川区、足立区、北区
- 武蔵野市、調布市、小平市、多摩市、小金井市、町田市
の11の自治体に限られているので、5月1日時点では特別定額給付金のオンライン申請がまだできない自治体のほうが多いです。
東京都含め、その他の道府県の市区町村の一覧が内閣府から公開されています。
上記の資料からも分かるように、郵送含めその他の市区町村のオンライン申請の整備は5月以降と詳細は表記されていないので、地域によって時期の差が生じる形になりそうですね。