ISH-ONEは18歳で渡米し、ニューヨークでラップを学んたMCです。
バイリンガルラップの先駆者の一人で、SWAGやパーティーシットなどフロア系ミュージックの色が強いです。
今回はそんなISH-ONEの人気曲や名曲をまとめました。
僕の好みで選んでいるので、偏っているかもしれませんが良い曲がたくさんあります。
それでは早速見ていきましょう!
NEW MONEY
2012年リリースのアルバム「NEXT」収録曲で、代表曲の一つ。
洗練されたトラックとスムースなバイリンガルラップと、フロア系R&Bのようなオシャレなフックが印象的な一曲。
2012年リリースなので、トラップが流行る前にこのサウンドはかなり先取りしている感じですよね!
TAKE IT OFF
2014年リリース。
ゆったりとしたトラックにメロディアスなラップが心地よい一曲。
ラップも英語の比率が多く、HIPHOPというよりR&Bのようなスムースでメロウな雰囲気の曲ですね!
2MVCH
2014年リリースのアルバム「D.R.O.P」収録曲。
緊張感のあるトラックが中毒性の高いパーティシットな曲です。
トラップならではの浮遊感とループ感が印象的な一曲ですね
RIDE WITH MY HOMIE
2014年リリースのアルバム「D.R.O.P」収録曲。
アッパーで印象的なトラックとフックが耳に残る曲。
センス抜群なカッコよさですね!
Mr.Problem
2015年リリースのアルバム「PURPLE NINJA」収録曲。
ビートの効いたアッパーな曲。
ヒップホップの中でもダンスミュージックよりのテイストですね!
A.M
2015年リリースのアルバム「THE LONGEST NIGHT」収録曲。
トランスの名曲であるRobert Milesの「Children」をサンプリングした曲。
「Children」の世界観が色濃く、メロウで幻想的な曲です。オススメ!
SAME NIGHT
2015年リリースのアルバム「THE LONGEST NIGHT」収録曲。
中東の紛争の話を歌ったポリティカルな一曲。
淡々としながらもメロディアスなフックは印象的です。
Let it fly (DEV LARGE Tribute)
2015年公開。
BUDDHA BRANDのMCで日本語ラップ界のレジェンド・DEV LARGEのトリビュート
DEV LARGEが他界した時のISH-ONEの心境がリリックに現れていますね。
BUDDHA BRANDの名曲「人間発電所」をサンプリングし、リリックもDEV LARGEの「人間発電所」のリリックをオマージュしています。
THE ONE
2017年リリースのEPアルバム「UNHOLY2 -EP-」収録曲。
アンビエントなトラックと幻想的な雰囲気の曲。
強めのオートチューンがより幻想的な雰囲気にしていますね。
THE GOD
2020年リリースのアルバム「THE GOD」収録曲。
トラップかダブのようなループ感の強いトラックが中毒性の高い一曲。
独特なサウンドのカッコよさがあり、耳に残りますね!
Lost and found
2020年リリースのアルバム「THE GOD」収録曲。
優しい感じのトラックとリリックが印象的な曲。
リリカルな雰囲気でメロディアスですが淡々としていて、浮遊感を感じますね。
最後に
⇨ 【日本語ラップの歴史と名曲】発展期(2000年代~)の人気MCをまとめてみた
日本語ラップは2000年代前後から黎明期から支えたZeebraの下の世代も台頭してきます。 またZeebraたちとほぼ同じ世代であっても、知名度や人気が上がってきたMCもいます。 この時期になると多くの地方勢のMCが活躍し、また[…]
ISH-ONEの曲はバイリンガルラップの魅力を存分に押し出した曲が多いです。
そして、とにかくトラックがオシャレ。ハイセンスですね!
洋楽のR&BやHIPHOPのようなサウンドで、アッパーな曲でもオシャレ。フックがキャッチーでオシャレ。
とにかくサウンドやラップがオシャレでカッコいいです。
また変に自分の世界観に偏重していることもなく、楽曲のバランス感が凄い。
日本語ラップのバイリンガルラッパーの中でもハイセンスなMCですね!