東京アラートとは?詳細内容と発動のための3つの基準|意味がない?

東京都内で再び新型コロナウイルスの感染者が30人以上になりました。

感染者が増加したことにより、東京アラートを出す検討に入ったというニュースが流れました。

そもそも東京アラートとは何なのでしょうか?

今回は東京アラートについて調べてみました。

また東京アラートは意味がないという声もありましたが、それも合わせて考察してみます。

それでは早速見ていきましょう。

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東京アラートとは

東京アラートとは東京都が指針にしている新型コロナウイルスに対するロードマップの中のポイントの一つです。

東京都が打ち出している感染対策のロードマップは5つのポイントがあります。

  1. 緊急事態宣言下においては、外出自粛等の徹底を通じて、感染を最大限抑え込む
  2. 適切なモニタリング等を通じて、慎重にステップを踏み、都民生活や経済社会活動との両立を図
  3. 状況の変化を的確に把握し、必要な場合には「東京アラート」を発動する
  4. 今後、発生が予想される「第2波」に対応するため、万全の医療・検査体制を整備する
  5. ウイルスとの長い戦いを見据え、暮らしや働く場での感染拡大を防止する習慣 =「新しい日常」が定着した社会を構築する

この5つのポイントの中の3番目が東京アラートの発動についての項目となります

3番目のポイントの詳細ですが、

感染拡大の兆候を把握した場合には、「東京アラート」を発動して都民に警戒を呼び掛けます。

そして、それでも再要請の目安を上回った場合などは、必要な外出自粛・休業を再要請し、感染拡大防止を徹底します。

つまり、東京アラートは東京都民に警戒を呼びかけるモノなわけですね。

東京アラートが発動されたら、緊急事態宣言の一歩手前といった感じでしょうか。

東京都が打ち出しているロードマップのイメージ図が以下

東京アラート
引用:東京都公式サイト

上の図を見ると、東京アラートは感染の第一波が収束してから第二派に備えるためのモノのようですね。

東京アラートが発動された時

東京アラートが発動された時には、レインボーブリッジや東京都庁舎のライトアップが変化します。

現状は7つの指標を象徴する7色のライトアップがされています。

東京アラートがが発動された時には、赤色のライトアップに変化します。

ライトアップの時間:毎日20時~24時

19時~20時のライトアップはブルーのライトアップになっていて、これは医療関係者等に感謝を示し応援するためなんだそうです。

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東京アラート発動の3つの基準

東京アラートの発動には3つの基準があり

  • 1日あたりの新規感染者が20人未満
  • 新規感染者に占める感染経路不明の割合が50%未満
  • 週単位の感染者増加比が1未満

この上記3つの基準のうち1つ以上の数値が基準を超えた時、他の指標も視野に入れて警戒すべき状況と判断した場合に東京アラートが発動されます。

東京アラートは意味がない?

東京アラートは意味がないという声が少なからず聞かれます。

Twitterの反応を見ると

2020年6月2日時点で、また1日の感染者が増加していますが、ようやく東京アラートを発動する検討に入ったそうです。

現状で東京アラートを素早く発動しないことに、疑問と不信感を持っている人が多いようです。

またそもそも「東京アラート自体に意味がない」、という意見も少なくなかったです。

東京アラート自体は何の強制力も無く、警鐘の目安としてのものなので効果的には

都民の危機意識の上昇

だと思います。

ですが、「東京アラートにどれだけの効果があるのか?」と疑問を持つ人もおおいですね。

またテレビやインターネットで見れるとは思いますが、レインボーブリッジと都庁のライトアップだけ、しかも音も無いようなので(6月2日時点)・・・

最後に

東京アラート自体には何か強制力が起こるようなものでも無く、あくまでアナウンス的な意味合いのものです。

なので、東京アラートが発動された場合には、再度「緊急事態宣言」が発令される可能性があるということを意識するべきかもしれまんせんね。

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