大阪を代表するMCの一人SHINGO☆西成。
SHINGO☆西成は般若の昭和レコードに所属するMCです。
今回はそんなSHINGO☆西成の人気曲やヒット曲をまとめました。
僕の好みで選んでいるので、偏っているかもしれませんが良い曲がたくさんあります。
それでは早速見ていきましょう!
ILL西成BLUES -GEEK REMIX
2007年リリース。
SHINGO☆西成の代表曲の一つ。
地元の大阪西成の現状をリリックにした、リアルなストリートな曲。
G.H.E.T.T.O
2010年リリースのアルバム「I・N・G」収録曲。
ビート感のあるオシャレなトラックに、リアルなリリック&関西弁のラップがアガる一曲。
アッパーでストリート感のある曲ですが、ユニークなリリックの部分もあって面白さも感じますね。
飛田新地
2010年公開。
飛田新地をリリックにした一曲。
トラップ調のトラックと独特な節のあるラップ、そして飛田新地にあるお店を紹介しているようなリリックとドープですが、どこかコミカルにも感じる曲です。
かなり耳に残る中毒性のある曲ですね。
ラパッ(Showa Remix feat. 般若)
2011年リリースの「昭和レコードSPECIAL SAMPLER EP」収録曲。
般若を客演に迎えた昭和リミックス・バージョン。
ローテンポで淡々とした曲調ですがアッパーな一曲。
大阪UP
2012年リリースのアルバム「ブレない」収録曲。
リズミカルでビートの効いたトラックがノリノリな一曲。
大阪をレップしたで、MVには大阪出身のレゲエやヒップホップの有名なMC・DJ・歌手・ダンサーが出演しています。
またこの曲を発端に、東京UPや神奈川UPなど他の都県のリミックスも出てきました。
切り花の一生
2013年リリースのアルバム「おかげさまです。」収録曲。
しっとりとしたバラード調のトラックと優しいラップが印象的な一曲。
昭和のテイストも感じる曲で、関西弁のラップがより優しい印象を与えます。
家族や人生を考えさせられるリリックは心に響きますね。
東京 feat. MINMI
2013年リリースのアルバム「おかげさまです。」収録曲。
レゲエ歌手・MINMIを客演に迎えた一曲。
オシャレなトラックに、シリアスで心に響くリリックが印象的な曲ですね。
ここから・・・いまから
2017年リリースのアルバム「ここから・・・いまから」収録曲。
ビートの効いた、でも綺麗で切ない感じのトラックと優しいラップ、そして応援してくれようなリリックが印象的な曲。
切ないバラードの雰囲気ですが、悲しさより暖かい雰囲気のある曲です。オススメ!
大丈夫(ZORN)
2018年リリースの昭和レコード3MCアルバム「MAX」収録曲。
ZORNを客演に迎えた一曲。
優しく切ないトラックですがリズミカルで、リリックも前向きな曲です。
64 Bars recorded in Tokyo
2018年公開。
メロウでチルっぽいオシャレなトラックに、心に刺さるリリックが印象的な曲。
SHINGO☆西成の血の通ったラップは、リリックをより感情的なものに感じさせますね。
SHINGO☆西成の表現力の高さを感じさせる一曲です。オススメ!
白目
2019年リリースのアルバム「白目」収録曲。
綺麗で暖かいトラックに、人生について表現しているリリックと関西弁のラップが印象的な曲。
リリックを読んで自分の現状や性格を見つめ直す事もあるのではないでしょうか。
SHINGO☆西成にしか表現できない曲だと思います。
最後に
⇨ 【日本語ラップの歴史と名曲】発展期(2000年代~)の人気MCをまとめてみた
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SHINGO☆西成の曲は関西弁のラップと人情味のあるリリックや雰囲気が特徴です。
ストリートでアッパーな曲もあれば、バラード、それも情に訴えるような心に染み入る曲もあります。
ストリートもいわゆる悪さ・不良のストリートではなく、地元の現状や人生観などをリリックにしていることが多いです。
また関西弁のラップがより人情味とリアルさを感じさせてると思います。
SHINGO☆西成は日本語ラップの中でも特に特徴的なMCで、表現力の高さや独自の世界観のある楽曲から
ヒップホップではなくSHINGO☆西成というジャンル
という人もいます。
一曲聴いたら耳に残るMCの一人ですね!