PerfumeがEDMの先駆者?下積みからメジャーまでの経歴【おしゃれイズム】

テクノポップユニットPerfumeとアイドルグループモーニング娘。のどちらが日本のEDMの先駆者か、という論争が話題になっています。

PerfumeはEDMの先駆者なのでしょうか。

またEDMという点においてPerfumeとモーニング娘の違いは何なのでしょうか。

今回はPerfumeがEDMの先駆者かどうか、そしてPerfumeの下積みからメジャーまでの経歴について見ていきます。

それでは早速見ていきましょう。

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PerfumeはEDMの先駆者?

 

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PerfumeはEDMの先駆者かどうかがネットで話題になったきっかけはバラエティ番組「今夜くらべてみました」からです。

「今夜くらべてみました」でアイドルグループのモーニング娘。が大好きな芸能人が集まった回で、

モーニング娘。がEDMの先駆者

というような発言がありました。

この発言に対して、

「Perfumeの方がEDMの先駆者だ」

という意見がネット上でファンを始め挙がりました。

ただこれだけだと、かなり曖昧で決められません。

いくつかの事柄をはっきりさせないと、Perfumeとモーニング娘。のどちらがEDMの先駆者かは考察できないので、

  • EDMの定義
  • EDMのの先駆者とはどの括りの中での先駆者か

をまず決めてから考察してみます。

EDMの定義

EDMとはエレクトロニック・ダンス・ミュージックの略で、正確には色々な意味が含まれます。

広い意味だとデジタル系の音楽は全て含まれることになり、ジャンルと言うより音楽の括りになりますね。

最近の流行りのEDMとはもっと狭い意味になり、これは2000年代以降のエレクトロニック・ダンス・ミュージックのことを指します。

これが近年EDMといわれるジャンルの音楽ってことになりますね

EDMについての詳細は以下の記事にまとめています。

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音楽ジャンル

Perfumeとモーニング娘。の比較なので、恐らくは後者の2000年代以降のEDMになるのかなと。

EDMの先駆者とはどの括りの中での先駆者か

日本の音楽シーンの中での大きな括りでのEDMの先駆者とする場合、日本の音楽のメジャーシーンでのEDMの先駆者とするのならYMOです。

 

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<YMO>

イエロー・マジック・オーケストラの略。
1978年に結成された、細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一の3人組テクノグループ。
代表曲:Rydeenなど

日本の元祖テクノユニットであり、大御所で伝説的なグループ。世界的にも有名です。

次に、JPOPとEDMの融合という意味での日本のEDMの先駆者なら小室哲哉でしょう。

 

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<小室哲哉>

アーティスト兼プロデューサー
1980年代のTM NETWORKでブレイク。TRFやglobe、その他プロデュース曲など多数。1990年代には小室サウンドが大流行した。
代表曲:Get Wild(TM NETWORK)、BOY MEETS GIRL(TRF)、Feel Like dance(globe)など

ベースはユーロビートやトランス系のEDMとJPOPを融合した曲が多かったですね。

Perfumeとモーニング娘。を比較したうえでのEDMの先駆者となると、

アイドル系の中でのEDMサウンドの先駆者

ってことになるかなと思います。

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Perfumeはモーニング娘。よりも先

 

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ネットを見るとモーニング娘。がEDMの先駆者と捉える可能性のある曲は

  • Go Girl 恋のビクトリー(2003年)
  • THE マンパワー(2005年)
  • One Two Three(2012)

でした。(他にもあったかもですが・・・)

ただ曲を聞く限りでは、2000年代の「Go Girl 恋のビクトリー」や「THE マンパワー」がEDMとは思えないですね・・・(;´∀`)

また「One Two Three」はエレクトロ色が強くなったアイドルソングです。

一方Perfumeは結成当初はアイドル歌謡の路線でしたが、インディーズのファーストシングル「スウィートドーナッツ」からテクノポップへと変わっています。

「スウィートドーナッツ」はアイドル系のテクノポップですが、メジャーではないしまだ無名なのでカウントできないかなと。

このときからプロデュースも中田ヤスタカ氏になっていますね。

メジャーデビュー後はよりエレクトロ色が強くなり、アイドルポップ色が薄れて近未来系のテクノポップとなっていきます

2007年にPerfumeの知名度を大きく上げた「ポリリズム」はメジャーデビュー後5枚目のシングルで、それまでの4曲もエレクトロ色は非常に強く、当時としてはかなり珍しいタイプのアイドルグループだったと思います。

となると、

PerfumeがEDM系の曲を出し始めたのは2005年頃。

モーニング娘。の方は「One Two Three」としたら2012年。

なので、日本のアイドルのEDMの先駆者としてはPerfumeかなと思います。

Perfumeとモーニング娘。とのEDM的な違い

 

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Perfumeはデビュー当時からEDM系で、楽曲だけでなくパフォーマンスもMVやブランディングもエレクトロが一つの軸になっていると思います。

モーニング娘。は歴史は長いですが、当初からエレクトロ色が強かったわけではないし、EDMが曲の軸にはなっていません。

EDMよりの歌もあれば、そうでない曲もあり、モーニング娘の軸としてはアイドル系ポップかなと。

ある意味ではモーニング娘の曲の方が多様性があると言えるかもしれません。

ちなみに「ポリリズム」が発売された当時、売り方が上手いなぁと感じことを覚えています。

それまでのアイドルのフォーマットとは違い、楽曲、MV,ビジュアル、ダンスなどが近未来でデジタルな印象を統一していたからです。

楽曲もMVも独特なダンスもインパクトは強く、特に興味を持たなくても印象に残った人が当時は多かったように感じます。

このことからも、やはりPerfumeの方がEDMの先駆者かなって思いますね。

Perfumeの下積みからメジャーまでの経歴

 

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1998年にかしゆかとあ〜ちゃんはとある芸能スクールで出会います。

2000年にはアクターズスクール広島でかしゆかとあ〜ちゃんと河島佑香がスクール内ユニットを結成し、後にPerfumeの前身となる「ぱふゅ〜む」に改名。

2001年に河島佑香が脱退しのっちが加入し、2002年には広島のローカルアイドルとしてインディーズデビュー。

2003年には広島から上京しアミューズに所属。

アミューズに所属したタイミングでグループ名を、「ぱふゅ〜む」から今の「Perfume」へと改名。

そして2005年にメジャーデビューすることになりました。

Perfumeがおしゃれイズムに出演

Perfumeが2020年9月6日のおしゃれイズムに出演します。

おしゃれイズムでは8年間の下積み時代のエピソードを語ってくれるそうです。

恐らく下積みが終わるのはメジャーデビューした2005年までの8年か、爆発的にヒットした「ポリリズム」が発売した2007年までの8年だと思われます。

恐らく前章で紹介した1998年から2005年ころまでの事をおしゃれイズムで話してくれそうですね。

Perfumeのプロフィール

 

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メンバー 愛称 生年月日
樫野有香 かしゆか 1988年12月23日
西脇綾香 あ〜ちゃん 1989年2月15日
大本彩乃 のっち 1988年9月20日
  • 出身地:広島県
  • 結成時期:2000年
  • インディーズ:2003年
  • メジャーデビュー:2005年
  • 所属事務所:アミューズ
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