XJAPANのhideが他界してから、2020年5月2日で22年経ちました。
20年以上前の曲ですが、今も色褪せず若い世代の人からも人気があります。
そこで今回はhideの名曲をまとめました。
僕の好みで選んでいるので、偏っているかもしれませんが良い曲がたくさんあります。
それでは早速見ていきましょう!
hideの名曲(シングル)
hideのシングルカットされた曲の中でオススメを紹介します。
DICE
1994年1月21日リリース。
初めてhideが作詞を手掛けた曲。
ソロ曲の中でも初期の作品で、XJAPANのテイストでもあるビジュアル系の系譜を残した曲。
疾走感とアッパー感がアガる一曲ですね!
TELL ME
1994年3月24日リリース。
こちらもソロ曲初期の作品ですが、ビジュアル系を残しつつも優しさも感じる曲。
ゴリゴリのメタルではなく、キャッチーで心地よい歌です。
別バージョンのhide with Spread Beaver版もあります。
MISERY
1996年6月24日リリース。
hideのファンだった難病を患った少女のために作った曲。
hideの曲の中でもキャッチーでポップな曲で、ファンの中でも名曲・傑作として挙げられことの多い人気曲。
寄り添った歌詞は繊細で優しく、感動的です。
この作品でhideのカラーが確実なモノになった気がします。超オススメ!
ROCKET DIVE
1998年1月28日リリース。hide with Spread Beave名義としては初。
hideの代表曲であり、一番の人気曲。そしてhideが生前のうちにリリースされた最後の曲です。
XJAPANの解散後の初リリース曲で、
「クヨクヨせずに前を向いてロケットのように飛び出していこうぜ」
と、解散で落ち込んでいるファンに向けての想いが込められています。
また3部作の1曲目でもあり、
「若いうちは失敗を恐れずにどんどん世界へ飛び出して行こう」
というメッセージも込められています。
明るくパンクポップで、これまでのJPOPやJROCKにはなかったテイストで新鮮さがあり、当時は衝撃的でした。
この曲でソロとしてhideの知名度と人気を不動のものに。
ピンク スパイダー
1998年5月13日リリース。
hideの初にして唯一のミリオンセラーの曲です。
曲中の女性の声はhideの声を加工したもの。
また3部作の2曲目でもあり、
「でも飛び出した世の中はそんなに甘くはない」
というメッセージが込められています。
「失敗と挫折」を歌った曲ですが、歌詞の最後には前向きな内容となっています。
ever free
1998年5月27日リリース。
hideが生前に完成させていた最後のシングル曲。
曲名のever freeはhideの造語であり、「普遍的な自由」という意味が込められているそうです。
3部作の3曲目でもあり、
「それでも人生は何度だってやり直せる、可能性を信じて生きて行こう」
というメッセージが込められています。
3部作のすべてのメッセージをまとめると
- ROCKET DIVE:若いうちは失敗を恐れずにどんどん世界へ飛び出して行こう
- ピンク スパイダー:でも飛び出した世の中はそんなに甘くはない
- ever free:それでも人生は何度だってやり直せる、可能性を信じて生きて行こう
という、20年以上前のhideのメッセージは、今の若い世代にも響くと思います。
HURRY GO ROUND
1998年10月21日リリース。
hideが他界した年に出た最後のシングル。
少し切ない曲調と歌詞の内容が、当時ファンの涙を誘いました。
「また 春に会いましょう」
は、心に染みますね。
In Motion
2002年7月10日リリース。
hideが生前に残していた音源を元に制作された楽曲で、hideの最後のシングル。
キャッチーで前向きな曲です。
ちなみにギターソロはXJAPANのPATAが弾いています。
hideの名曲(アルバム収録曲)
hideのアルバムに収録された曲の中でオススメを紹介します。
DOUBT
1994年2月23日リリースのアルバム「HIDE YOUR FACE」にリミックス版が収録。
勝手に決めた「hideのアッパー3部作」の一つです(*^^*)
この曲は他に
- DOUBT ’97(MIXED LEMONed JELLY MIX)
- Zilchカバー
の2つのバージョンがあります。
どのバージョンもカッコいいですよ!
POSE
1996年9月2日リリースのアルバム「PSYENCE」収録曲。
勝手に決めた「hideのアッパー3部作」の一つです(*^^*)
ライブでは1曲目に演奏されることが多く、かなりアッパーで盛り上がる曲。
ゴリゴリなロックサウンドがたまらないですね!
DAMAGE
1996年9月2日リリースのアルバム「PSYENCE」収録曲。
勝手に決めた「hideのアッパー3部作」の一つです(*^^*)
スピード感のあるアッパーな曲。
特に歌詞が印象的で心に刺さります。
「明日こそはと生きてて 迷惑かけたか?」
「したくない事してても 時計は回る」
など、曲調はめっちゃロックですけど、特に若い人にとって人生のヒントになるような歌詞です。
Fish Scratch Fever
1998年11月21日リリースのアルバム「Ja,Zoo」収録曲。
ギターサウンドの効いたロックですが、ビートも効いている曲。
ノリが良くポジティブな曲で、個人的にはアルバム「Ja,Zoo」の中で一番アッパーでオススメ!
hideの名曲(Zilch)
hideが所属したバンドで、前衛的なロックバンド。
かなり尖った曲が多かったですね。
ELECTRIC CUCUMBER
1998年7月23日リリースのアルバム「3・2・1」収録曲。
オルタナでありインダストリアルでもある楽曲で、かなりアッパーな曲。
アルバムの一曲目で、かなり度肝抜かれた記憶があります。
MVも前衛的でインパクト強烈です。
WHAT’S UP MR JONES
1998年7月23日リリースのアルバム「3・2・1」収録曲。
X JAPANの「DRAIN」のカバーで、歌詞は英詞。
X JAPANの「DRAIN」よりもインダストリアル色が強く、カッコいい!
Space Monkey Punks From Japan
1998年7月23日リリースのアルバム「3・2・1」収録曲。
パンク色の強いロックサウンド。
スピード感があり、中毒性の高い曲ですね~
hideの名曲(ベスト&トリビュートアルバム)
hideのベストアルバム、そしてトリビュート・アルバムの中からオススメを紹介します。
Junk Story
2002年7月24日リリースのベストアルバム「hide SINGLES 〜Junk Story〜」収録曲。
未発表曲で、ベストアルバム「hide SINGLES 〜Junk Story〜」で初めて収録されました。
キャッチーで前向き、でもどこか切なさも感じる一曲。
MVではファンの合唱が入っていて、これも泣けますね。
CELEBRATION(I.N.A,PATA,heath featuring hide)
hideの一周忌にあたる1999年5月1日にリリースされたアルバム「hide TRIBUTE SPIRITS」収録曲。
XJAPANのCELEBRATIONのカバーで、生前のhideの音声を使用したhideボーカルバージョン。
メタルというよりもオルタナティブなテイストで、hideの歌声もカッコいい!
FLAME (PSYENCE FACTION version)
hideの7回忌を記念した2004年4月28日リリースのベストアルバム「KING OF PSYBORG ROCK STAR」収録曲。
オリジナルとかなり趣が代わり、ピアノ伴奏のみのバラードソングです。
元々切ない曲ではありますが、よりしっとりとhideの歌声が心に響きます。
またバーの店長に扮した寸劇があるのも面白いですね。
バーの喧騒の中で歌っている感じも良い感じです(*^^*)
ROCKET DIVE(布袋寅泰)
hideの一周忌にあたる1999年5月1日にリリースされたアルバム「hide TRIBUTE SPIRITS」収録曲。
hiedの名曲「ROCKET DIVE」をギタリスト・布袋寅泰がカバー。
hideのトリビュート・アルバムはこれまで数多くリリースされていますが、その中でも布袋寅泰がカバーした「ROCKET DIVE」は格別です。
それは「布袋寅泰がカバーした」ということだけでなく、布袋寅泰が曲中にhideに向けて歌ったメッセージがファンの心を掴んだからです。
曲中に
Hello, hide
Can you hear me ? It’s me
そして、曲の最後に
さらば赤い髪のエイリアン
君の作ったロケットに
愛を込めてアディオース
アディオース アミーゴ
アディオース
かなり粋なことしますよね~泣かせるなぁ・泣
最後に
hideが他界して20年以上経っても、曲は色褪せることなく古さを感じません。
もし今も生きていたらどんな曲を世に放っていたのかな?、って思うとやっぱり残念です。
ただ20年も歌い継がれて、当時熱狂したファンが親となり子供に聴かせている、というのはやはり凄いアーティストだなぁって感じます。
是非、世代を超えてhideの音楽を聴いて楽しんで欲しいなって思います。