日本語ラップの黎明期を支えていたグループKRUSH POSSE、そしてMICROPHONE PAGER。
そのグループのMCでKING of DIGGIN’と呼ばれる日本語ラップ界の中の大御所で、レジェンドでもあるMUROの名曲・人気曲をまとめました。
MCだけでなくDJとしても活躍されています。
僕の好みで選んでいるので、偏っているかもしれませんが良い曲がたくさんあります。
それでは早速見ていきましょう!
- 1 Chain Reaction feat.UZI,DELI,Q,BIGZAM,TOKONA-X,GORE-TEX
- 2 UHUHUHUHUHUHUH!!!!!!! feat TWIGY
- 3 EL Carnaval
- 4 25/7 (7 DAYZ Remix) feat PUSHIM
- 5 半透明(DJ WATARAI)
- 6 Hallucination feat. DJ Krush
- 7 CREATOR 2005 feat DABO
- 8 SPACE FUNK 2001 ft. NIPPS
- 9 Sound of SAVAGE! feat GORE-TEX, SUIKEN, S-WORD, KASHI DA HANDSOME, GORIKI, JOE-CHO, HIPSTER
- 10 Lyrical Tyrants feat O.C.
- 11 Checkmate feat. DEV LARGE
- 12 まとめ
Chain Reaction feat.UZI,DELI,Q,BIGZAM,TOKONA-X,GORE-TEX
2003年リリース。
MUROの代表曲の一つで、7MCのマイクリレーは当時衝撃的でした。
特にメンツが、フリースタイルダンジョンの初代司会者で「ウエイヨー!」で人気だったUZIから始まり、
NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのメンバーDELI、BIGZAM、GORE-TEXの3人。
ラッパ我リヤのMCであるQ。
そしてトウカイテイオーでレジェンドの一人、TOKONA-X。
豪華なメンツのマイクリレーは当時かなり話題になりました。
UHUHUHUHUHUHUH!!!!!!! feat TWIGY
2005年リリースされた『20 Street Years』の収録曲。
MUROと同じMICROPHONE PAGERのメンバーで雷家族のメンバーでもあるTWIGYを客演に迎えた曲。
かなりファンキーでアッパーな一曲。
スピード感があり、めっちゃノれるビートとMUROと個性的なTWIGYのラップがカッコいいです!
EL Carnaval
2000年リリース。
ラテンテイスト満載で、ラテン色の強いトラックとMUROのラップがフィットした曲です。
日本語ラップの幅の広さを感じさせる一曲です。
25/7 (7 DAYZ Remix) feat PUSHIM
2005年リリースされた『20 Street Years』の収録曲。
R&BシンガーのPUSHIMを客演に迎えたスムースなソウルテイストの曲。
ブラックミュージックテイストが強いトラックと、ソウルフルなPUSHIMの歌声とMUROのラップが心地よい一曲です。
半透明(DJ WATARAI)
1998年リリースのサウンド・トラック「hood」の収録曲。
6小節での変則的な展開(通常は最小単位は8小節の展開)と音色がジャジーなスゥイング感を出しているトラック。
その斬新なトラックに載せたMUROのラップが、クラシック感が漂いながらもオシャレな曲調になっています。
Hallucination feat. DJ Krush
2004年リリース?
KRUSH POSSEのメンバーで、日本で初めてターンテーブルを楽器として操るDJと言われているDJ Krushとのコラボ。
かなりアンダーグラウンド感満載で、ディープな雰囲気の曲ですね。
このディープさがかっこいいですが、好き嫌いは分かれそうな曲でもあります。
CREATOR 2005 feat DABO
2005年リリースされた『20 Street Years』の収録曲。
NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのDABOを客演に迎えたスカビートの曲。
身体が横ユレするオフビートとDABOのラップがクセになりそうな感じです。
SPACE FUNK 2001 ft. NIPPS
2001年リリース。
BUDDHA BRANDのNIPPSを客演に迎えたファンクテイストの一曲。
トラックもラップも渋くてかっこいい!
Sound of SAVAGE! feat GORE-TEX, SUIKEN, S-WORD, KASHI DA HANDSOME, GORIKI, JOE-CHO, HIPSTER
2005年リリースされた『20 Street Years』の収録曲。
MUROが主催しているKING OF DIGGIN’ PRODUCTIONのメンバーを客演に迎えたオールスター感のある一曲。
トラックのビートがブラックミュージックテイストで、かつ特徴のある色々なラップのマイクリレーは中毒性のある曲にしています!
Lyrical Tyrants feat O.C.
2001年リリース。
ニューヨークのヒップホップクルーDiggin’ In The Crates(D.I.T.C.)のO.C.を客演に迎えた曲。
前半と中盤以降の曲調はかなり違います。
アンダーグラウンド感満載、アメリカのラップとコラボしている珍しいスタイルの曲ですね。
Checkmate feat. DEV LARGE
2002年リリースされた『Sweeeet Baaad A*s Encounter』収録曲。
BUDDHA BRANDのDEV LARGE(D.L)を客演に迎えた超アッパーな一曲。
MUROの曲の中でも1位2位を争う、人気のある曲ではないでしょうか。
二人のレジェンドのコラボでもあるので、MUROとDEV LARGE(D.L)の組み合わせってだけでアガった人たちも多かったと思います。
トラックとラップが本当にカッコいいし、アガる曲です。
2000年初頭は第1次日本語ラップブームで、ヒップホップだけでなくJPOPでもラップ調が量産されていた時代で、そんな音楽シーンに対してのディス曲とも言えます。
まとめ
90年代日本語ラップの名曲をまとめました。
日本語ラップは1980年代に生まれ、その後1990年代に黎明期を支えた大御所やレジェンドと呼ばれるグループやMC・曲が登場しました。 今でも活躍しているアーティストももちろんいて、今の日本語ラップの原点ともいえます。 今回は19[…]
KING of DIGGIN’ことMUROの名曲を紹介しました。
個人的に好きな曲やおすすめの曲を中心に紹介しましたが、
今回紹介した以外にもアンダーグラウンドのシーンを支えてきた名曲が数多くあります。
今の日本語ラップシーンは多彩でテイストの幅も広がって、カッコいい曲や心に刺さるような曲もたくさんあります。
ですが、他のレジェンドたちにも言えるかもしれませんが、日本語ラップのオールドスクールでありクラシックでもあるMUROno曲は、今の日本語ラップシーンには無いカッコよさとクールさがありますね!