大阪を代表するヒップホップグループ韻踏合組合。
2000年代から本格活動を始めていて、2000年代には「東にMSC、西に韻踏合組合」という位、日本語ラップ界の中でメジャーなグループです。
今回はそんな韻踏合組合の人気曲や名曲をまとめました。
僕の好みで選んでいるので、偏っているかもしれませんが良い曲がたくさんあります。
それでは早速見ていきましょう!
ラッパーズ・チャンプル feat. HUNGER,ポチョムキン,YOUTH&TAKASE
2006年リリースのアルバム「TRASHTALK」収録曲。
和というか中華的な雰囲気のあるトラックと特徴のあるMCのマイクリレーがクセになる一曲。
ローテンポですがリピート感の強いビートと、どこかコミカルな曲調は中毒性が高いですね!
Superstar
2008年リリースのアルバム「Superstar」収録曲。
リズミカルでノリのいいトラックとスピード感のあるラップが、カッコいいがポップ感も感じさせる面白い曲。
AMEMURAN DREAM
2010年リリースのコンピレーションアルバム「24 HOUR KARATE SCHOOL JAPAN」収録曲。
ビート感の強いアッパーよりの曲。
百戦錬磨
2014年リリースのアルバム「NOW」収録曲。
アンダーグラウンド感を感じさせるアッパーな曲。
アッパーな曲ですが、ストリート感というよりもノリが良くてどこかポップな要素も感じさせる一曲です。
一網打尽 (REMIX) feat. NORIKIYO,SHINGO★西成, 漢
2014年リリース。
2014年にリリースされたアルバム『NOW』 に収録された、「一網打尽」のリミックスバージョン。
NRIKIYO、SHINGO☆西成、漢 a.k.a GAMIを客演に迎えた一曲です。
大阪の代表格のMCの一人SHINGO☆西成、東京・新宿のMSCのMC・漢 a.k.a GAMI、神奈川県相模原のSD JUNKSTAのリーダーNORIKIYOと、
東西の代表格のMCのマイクリレーはアガります!
ノリの良い耳に残るトラックと特徴のあるMCのマイクリレーがイチオシの曲です。
REAL GOLD (NEVA GETS OLD)
2016年リリースのアルバム「REAL GOLD」収録曲。
緊張感のあるループ感の強いトラックとアッパー感が特徴な一曲
60年代70年代ブラックミュージックテイストのソウルテイストが強いトラックが中毒性がありますね。
アンダーグラウンド感の強い、かなりかっこいい曲です。オススメ!
王手
2017年リリースのアルバム「王手」収録曲。
和風テイストのビート効いたトラックと独特なラップが耳に残る一曲。
緩さや気怠さを感じさせる日本語ラップが映えるトラックは韻踏合組合にピッタリですね!
ポップコーン
2017年リリースのアルバム「王手」収録曲。
ポップテイストのコミカルで明るい一曲。
80年代洋ポップ感のある耳に残るトラックと印象的なリリックが耳に残る曲ですね~
パリピ系のパーティーチューンが嫌いな人でも、この曲ハマるのでは。
どこか切ない感じとソウルっぽさも感じる、ポップでオシャレな曲ですね!
マラドーナ
2019年リリースのアルバム「マラドーナ」収録曲。
ラテンテイストのアップテンポなトラックがカッコいい、ノリノリなパーティーチューン。
とにかくビートがオシャレでカッコいい曲。聴き心地抜群!
マイクリレー
2019年リリースのアルバム「マラドーナ」収録曲。
運動会の徒競走で流れる曲をサンプリングしたユニークな一曲。
コミカルでダサかっこいい、韻踏合組合ならではの曲ですね。
フックではZeebraのinner city grooveの一節をサンプリング?しています。(MVもゲスト出演しますね)
ちなみにこのZeebraのinner city grooveの一節は、Diana Kingの「Shy Guy」のサビをサンプリングしてるモノですね
最後に
⇨ 【日本語ラップの歴史と名曲】発展期(2000年代~)の人気MCをまとめてみた
日本語ラップは2000年代前後から黎明期から支えたZeebraの下の世代も台頭してきます。 またZeebraたちとほぼ同じ世代であっても、知名度や人気が上がってきたMCもいます。 この時期になると多くの地方勢のMCが活躍し、また[…]
韻踏合組合の曲のコミカルでユニーク。
一方でアンダーグラウンド感の強い曲もあり、幅が広いのが特徴です。
そして中毒性の高い曲が多いのも韻踏合組合の特徴かもしれません。
いわゆるギャングスタ・ラップやストリートラップとは違う、日本語ラップならではの良さが聴けるグループですね!