東海・名古屋を代表するMCの一人AK-69。
日本武道館でもライブもこなし、日本ラップ界の中でも代表格のMCで、78年式(53年組)の一人です。
今回はそんなAK-69の人気曲やヒット曲をまとめました。
僕の好みで選んでいるので、偏っているかもしれませんが良い曲がたくさんあります。
それでは早速見ていきましょう!
- 1 One Way, One Mic, One Life Feat 般若
- 2 Only God Can Judge Me
- 3 Sun Rise
- 4 IRON HORSE -No Mark-
- 5 雨音 feat. LA BONO
- 6 PUBLIC ENEMY
- 7 THE RED MAGIC
- 8 CHAMPAGNE BOYZ
- 9 THE SHOW MUST GO ON
- 10 START IT AGAIN
- 11 YELLOW GOLD
- 12 KINGPIN
- 13 Flying B
- 14 I Still Shine feat. Che’Nelle
- 15 Divine Wind -KAMIKAZE-
- 16 Lonely Lion feat. 清水翔太
- 17 最後に
One Way, One Mic, One Life Feat 般若
2008年リリースのアルバム「TRIUMPHANT RETURN -Redsta iz Back-」収録曲。
フリースタイルダンジョンの初代ラスボスを務めた般若を客演に迎えた一曲。
ストリート感の強いアッパーな曲で、上を狙っていく&MCの気概を表現したリリックに喰らった人も多いのでは。
Only God Can Judge Me
2009年リリースのアルバム「THE CARTEL FROM STREETS」収録曲。
煽るようなノリ良いビートとAK69のラップがカッコいいアッパーな一曲。
仰々しい雰囲気のある勢いのあるトラックが印象的で、AK69のラップとメロディの対比がアガる曲ですね。
Sun Rise
2009年リリースのアルバム「THE CARTEL FROM STREETS」収録曲。
メロディアスでオートチューンがかかったラップと、東海児童合唱団のコーラスが印象的なハートウォーミング系の曲。
印象的なビートやコーラスは耳に残り、日本語ラップの中でも珍しいテイストの曲ですね。
日本語ラップを聴かない人でもオススメの一曲です。
IRON HORSE -No Mark-
2009年に3万枚完全生産限定でリリース。
リピート感の強いトラックと緊張感の強い曲調が特徴のアッパー感の強い一曲。
トラックとラップとフックのオートチューンのメロディが中毒性が高く、カッコいいですね!
雨音 feat. LA BONO
2009年リリースのアルバム「THE CARTEL FROM STREETS」収録曲。
京都のMC・LA BONOを客演に迎えた一曲。
切ないトラックにメロディアスなフックが印象的な曲です。
リリックはもろストリートの世界観ですが、フックがかなり切ないメロディラインになっているバラード色の強い曲ですね。
PUBLIC ENEMY
2010年リリース。
バンドサウンドのトラックがアガるハードコアな一曲。
ギターサウンドが印象的で、ロックテイストのアッパーな曲です。
THE RED MAGIC
2011年リリースのアルバム「THE RED MAGIC」収録曲。
緊張感のあるトラックがフックのメロディが、アッパー感を感じさせる一曲。
強いビート感とラップとフックのメロディが煽るような雰囲気を作り出しているような感じですね!
CHAMPAGNE BOYZ
2011年リリースのアルバム「THE RED MAGIC」収録曲。
トラップ系のトラックと、リピート感の強いフレーズや女性のメロディが印象的な一曲。
トラップ系ならではの強いループ感が、女性ボーカルのフックのフレーズがより耳に残る浮遊感のある曲ですね。
THE SHOW MUST GO ON
2012年リリース。
壮大な印象のあるトラックとメロディアスなフックが印象的な一曲。
アッパーですが切なさも感じる曲ですね。
START IT AGAIN
2013年リリースのアルバム「The Independent King」収録曲。
メロディアスなトラック、ラップ、フック、全部が切なく感じるバラードテイストな曲。
ヒップホップというより、映像音楽やポップ・バラードのようなストーリー性を感じさせるトラックなので、日本語ラップを聴かない人や嫌いな人でも好きになる人が多いと思います。
ヒップホップxバラードの融合したような曲ですね、オススメです。
YELLOW GOLD
2013年リリースのアルバム「The Independent King」収録曲。
ループ感の強いエレクトロ感を感じるトラックとフックが印象的な一曲。
曲全体も淡々としているので、よりループ感を強く感じさせる曲ですね。
KINGPIN
2016年リリースのアルバム「DAWN」収録曲。
地元名古屋から成り上がって成功を収めたリリックが印象的な曲。
曲全体としては淡々とした感じですが、ループ感が強くアッパーに感じる曲ですね。
Flying B
2016年リリース。
切なさと緊張感のあるトラックとアッパーなラップとメロディアスなフックが印象的な曲。
フックの盛り上がりが心地よいアッパーな一曲ですね!
I Still Shine feat. Che’Nelle
2017年リリース。
歌手のChe’Nelleを客演に迎えた曲。
90年00年代に流行したヒップホップ&R&Bバラードのスタイルで、Che’Nelleの洋楽のようなサビが印象的です。
AK69のラップも心地よいですが、この曲の主役はChe’Nelleの圧倒的な歌唱力です。
壮大なトラックに、抑えめのAK69のラップとそこから盛り上がるChe’Nelleのサビが、とても心地よい前向きなバラードソングですね。
Divine Wind -KAMIKAZE-
2019年リリースのアルバム「THE ANTHEM」収録曲。
切ないけどビートの効いたトラックと、コーラスのようなフックが印象的な曲。
フックのメロディの盛り上がりが壮大さを感じさせますが、アッパー感も感じるAK69ならではの曲。
Lonely Lion feat. 清水翔太
2019年リリースのアルバム「THE ANTHEM」収録曲。
歌手の清水翔太を客演に迎えた一曲。
先に紹介したChe’Nelleとのコラボ曲「I Still Shine」と同様に、ヒップホップxR&Bバラードスタイル。
切なく緊張感のあるトラックとメロディが印象的でカッコいい!オススメ!
最後に
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AK-69は日本ラップ界の中でも成功を収めたMCの一人でもあり、海外のヒップホップMCとも共演経験もあります。
意外にもアンチが多いMCですが、人気の高さの現れだと思います。
あと曲(トラック・ラップ・メロディ)の構成やクオリティがとても高く、アッパー感やギャングスタ感も含めて、いわゆる日本語ラップとは違うテイスト曲が多いのも一つの要因かもしれません。
AK-69の曲はメロディアスのものが多く、ストリートやギャングスタ感からメロウでキャッチーまで曲のテイストの幅が広いのが特徴です。
ストリートやギャングスタ感のある曲でも聴きやすい曲が多いので、日本語ラップを聴かない人でもハマると思いますよ!