安倍首相が総理大臣を辞任することを発表しました。
安倍首相の辞任の理由はかねてから言われていた健康状態にあるようですが、詳細な理由はどのようなものだったのでしょうか。
また安倍首相は辞任後はどうするつもりなのでしょうか。
今回は安倍首相の辞任について見ていきます。
また次期総理大臣の4人の有力候補も合わせて紹介します。
それでは早速見ていきましょう。
安倍首相辞任の詳細な理由と今後
政治においては、その職に何日間、在職したかではなくて、何を成し遂げたかが問われるのだろうと思いますが、この7年8か月、国民の皆様にお約束した政策を実行するため、結果を出すために、一日一日、日々、全身全霊を傾けてまいりました。 pic.twitter.com/yvmFgdNVnJ
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) August 25, 2020
安倍首相が8月28日に総理大臣を辞任すると正式に発表されました。
安倍首相の辞任理由としては以前から言われていた健康状態です。
総理大臣の辞職の意思は月曜日に判断したそうで、コロナが拡大から減少傾向に転じたこともあるのも理由でした。
安倍首相の辞任の理由
持病の潰瘍性大腸炎と治療で体力が万全でなく、国民の負託に自信を持って応えられる状態ではないため、結果を出せないことがあってはならない総理大臣の職に居続けるべきではないと判断したそうです。
この時期の辞職については、新体制に移行するなら政治的空白を生み出さないこのタイミングしかないとのこと。
安倍首相の気持ちとしては、コロナ禍で辞任することを申し訳なく思い、志半ばで去ることは断腸の思いと述べています。
安倍首相の健康状態
安倍首相は13年前に持病である潰瘍性大腸炎が悪化しました。
新薬の効果もあり国民の支持のもと総理大臣の職を担います。
その間も潰瘍性大腸炎と上手く付き合いながら職を全うされていたそうです。
しかし、2020年6月の定期健診で潰瘍性大腸炎の再発の兆候が見られたそうで、7月中頃から体調にも異変が見られたとか。
今まで使っている薬と合わせて点滴の処方となり、今後9月人事、国会開会があり、継続的に良くなる保証はないので、治療を続けながらの総理の職を続ける選択肢は無かったそうです。
安倍首相の今後
安倍首相は辞任後については体調回復する中で一議員として活動続け、次の政権にも一議員として支えていきたいと発言しています。
また次の衆院選では今までの経験を生かしながら、議員として取り組んでいくとのこと。
次期総理大臣の4人の有力候補
次期総理大臣の有力候補として
- 菅義偉・官房長官
- 河野太郎・防衛相
- 岸田文雄・政調会長
- 石破茂・元幹事長
の4人が挙げられます。
誰に次期首相になってほしいかのアンケートでは
1位に石破茂氏と国民の人気は非常に高いです。
次いで4位に河野太郎氏、6位に岸田文雄氏、8位に菅義偉氏の順番です。
しかしTwitterでは、次期首相は岸田文雄氏だと予想する人が多く、また麻生太郎氏を望む声も少なくありませんでした。
次の総理大臣のは総裁選で決まるのですが、有識者によると、総裁選は時間もかかるので議員総会で決まるのではと予想しています。
次期首相が総裁選か議員総会で決まるのか、決め方によっても次期首相が変わってきそうです。
もし議員総会で決める場合、空白期間の長期化を避ける意味もあり、辞任後2~3週間で決まるのではないかと予想されています。