米津玄師『Lemon』をピアノ弾き語りする方法|初心者でも簡単!

米津玄師さんの大ヒット曲『Lemon』をピアノで弾き語りしたいけど、ピアノに慣れていないとハードルが高いですよね。

でもピアノで弾き語りできたらカッコいいし、自分で歌わなくても自分のピアノ伴奏で友人に歌ってもらうなど、セッションもできて楽しいです。

そこで初心者でも少し練習するだけで簡単に、米津玄師さんの『Lemon』をピアノで弾き語りする方法を紹介します。

カム
特に若い世代には大人気の『Lemon』ですが、カラオケで歌われていた曲の中でも1位です

ちょー初心者向けの伴奏方法なので、ピアノに慣れてなくても練習すれば弾けるようになるので、是非参考にしてくださいね。

初心者がピアノを弾く簡単な練習方法を以下の記事にまとめましたので、こちらも参考にしてもらえれば^^

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それでは、米津玄師さんの『Lemon』のピアノ弾き語り方法を見てみましょう。

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米津玄師『Lemon』のピアノ弾き語り方法

米津玄師のLemon

ピアノ弾き語りはピアノで伴奏を弾きながら歌うってことですが、極力簡単にしていけば初心者でも出来るようになっていきます。

今回は米津玄師の「Lemon」をお題にして手順を紹介していきますが、他の曲でも同じように活用できます。

米津玄師「Lemon」のコードを簡単にする

米津玄師の「Lemon」のコードを簡単にしていきます。

まず米津玄師の「Lemon」のコード譜がこちらのサイト。

⇨ 米津玄師の「Lemon」のコード譜

上記のサイトは米津玄師の「Lemon」のコードを、簡単なコードに変換してくれています。

なので上記サイトを利用すれば、すでに簡単なコードに置き換えてくれたコード譜が手に入るのですが、一応少し解説します。

<コードを簡単にする>

難しいキー(調)や難しいコードを避けて、なるべく簡単で弾きやすいキー(調)やコードに置き換えるってことです。

米津玄師の「Lemon」の原曲キーはBですが、上記サイトはキーをGに変えています。

上記のサイトで十分簡単ですが更に簡単にする方法があります。

それはセブンスを無視するってことです。

米津玄師の「Lemon」のコード進行のなかにA7やB7など、セブンスコード(7)が入っていますが、これを単純なAやBとして扱うのです。

コードとしてはかなり単純にはなりますが、弾く難易度はぐっと下がります。

この辺のさじ加減は、実際に自分で弾いてみた感じで判断すると良いでしょう。

カム
弾いていてセブンスコードが難しく感じたなら無視すればいいし、慣れてきたら入れると良いですよ

米津玄師「Lemon」のコードの転回形を活用する

ピアノコードの転回形を活用します。

ピアノコードやや弾き方、転回形の詳細については、こちらの記事にまとめたので参考にしてみてください。

ピアノコードについて

⇨ ピアノコードの簡単な覚え方|理論を省いた初心者向け独学方法

ピアノコードの弾き方や転回形について

⇨ ピアノコードの簡単な弾き方と転回形の覚え方|初心者におすすめ!

「Lemon」のサビのコード進行(あの日の悲しみさえ~今でもあなたは私のひかり)は、

C – G – D – Em

C – G – D – B7

C – G – B7 – Em

Am – Em – C – D – EmM7

Am – Em – C – D – G

ここでセブンスコードを除くと、

C – G – D – Em

C – G – D – B

C – G – B – Em

Am – Em – C – D – Em

Am – Em – C – D – G

となり、かなり簡単になりました。

サビで使われているコードはC、D、Em、G、Am、Bと6つです。

ピアノの弾き方は右手はコード、左手はルート(ベース)音です。

「Lemon」のサビの部分のコードの転回形の一例を紹介します。

C(転回形)ピアノコード
Gピアノコード
D(転回形)ピアノコード
Em(転回形)ピアノコード
B(転回形)ピアノコード
Amピアノコード

赤丸が右手、青丸が左手となります。

ちなみにGとAmだけは転回していません。

なぜなら転回形にしないほうがシックリきたからです。

曲調であったり、曲の場所によってどのように転回形を使うか変わってきます。

だから「転回形を使わない」、という選択肢もあるわけです。

カム
転回形は自分が一番心地よいポジションを探していく感じですね

『Lemon』の簡単なピアノ伴奏

前章でほぼ紹介してしまいましたが改めて。

右手がコード、左手はルート(ベース)音を弾いて歌ってみましょう。

歌うことにつられて指が動かないっていう相談もいただくのですが、最初のうちはピアノはテンポなしのベタ打ちで弾きましょう。

次のコードが来るまで(コードチェンジするまで)鍵盤は押しっぱなしっていう弾き方が一番簡単です。

また弾き慣れるまではテンポもゆっくりで。

要点まとめ

・コードは弾きやすい簡単なコードに変える。
・コードの転回形を使う。
・右手でコード、左手でルート(ベース)音を弾く。
・次のコードが来るまで鍵盤は押しっぱなし。
・テンポはゆっくり

上記は他の曲でも活用できます。ピアノを弾き慣れていない初心者にオススメの弾き方です。

ピアノコードの弾き方や転回形の詳細は以下の記事にまとめましたので、こちらも参考にしてみてくださいね。

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米津玄師「Lemon」のピアノ伴奏をもっとオシャレに

米津玄師のLemon

前章までのことを踏まえて練習すれば、初心者であっても弾き語ることが出来るようになっていきます。

ただ慣れていくうちに物足りなさも感じてくるかと思います。

そこでピアノ伴奏をもっとオシャレとか、かっこよくする一例を紹介します。

方法はたくさんあるのですが、段階ごとに難度を上げていくのが良いですね。

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リズムを付ける

まずはリズムを付けていくのが良いです。

前章で紹介した弾き方は、コードチェンジするまで引きっぱなしでした。(楽譜で言うと全音符的な感じです)

これをリズムのある弾き方に変えていきます。

8分、16分のリズムで刻むのが一般的ですね。

簡単な弾き方として左手のルート音は変わらずベタ弾きして、右手のコードはリズムを刻むという弾き方が最初は良いかと思います。

また弾き方をアルペジオで弾いたりも。

歌うとなると結構難しいと思いますが、他の人に歌ってもらう場合であれば、初心者の方でも練習すれば弾けるようになります。

カム
色々な弾き方がありますが、例えば右手はコードをリズム弾き(8分or16分)して左手をアルペジオで弾くなど。

<アルペジオ>

和音を構成する音を一音づつ弾いていくこと。

例えばコードCのアルペジオであれば、ド、ミ、ソを一音づつ弾いていきます。

  • ド ⇛ ミ ⇛ ソ
  • ミ ⇛ ソ ⇛ ド
  • ソ ⇛ ド ⇛ ミ

など。どこから弾いても良いです。

どのようなリズムで弾くかは、原曲を参考にするのも一つの方法ですね。

コードを戻していく

コードを簡単にしていたので戻していきます。

これも段階的にしたほうが良いです。

第1段階

「Lemon」のサビのコードで抜いたセブンスを入れます。

C – G – D – Em

C – G – D – B7

C – G – B7 – Em

Am – Em – C – D – EmM7

Am – Em – C – D – G

抜いたセブンスは、B7とEmM7です。これを転回形にすると

B7(転回形)ピアノコード
EmM7(転回形)ピアノコード

となります。

最初にセブンスコードを抜いたのは4和音になります。

このままでも良いのですが、右手コード・左手ルート(ベース)の弾き方であれば、3和音に転回したほうが音的にスッキリします。

それがこちら

B7(転回形・3和音)ピアノコード
EmM7(転回形・3和音)ピアノコード

これは右手のコードからルート音を抜いた3和音の弾き方です。

左手でルートを弾いてるから右手では弾かず、その代りにセブンスの音を加えた3和音を弾く形ですね。

これは弾き方の一例ですので、弾いた時に自分が好きな方を選べば良いです。

第2段階

更にコード進行を原曲に近づけて戻していきます。

それがこちら

C – G – D – Em

C – G – D – B7

C – G – F#m7-5 – B7 – Em

Am – Em – C – D – C#dim

Am – Em – C – D – G

前半は同じですが、後半にB7の手前にF#m7-5が入り、EmM7だったのがC#dimになりました。

第3段階

更にキーを原曲のキーに戻します。簡単なコード進行で。

それがこちら

E – B – F# – G#m

E – B – F# – D#7

E – B – D#7 – G#m

C#m – G#m – E – F# – G#mM7

C#m – G#m – E – F# – B

簡単にはしていますが、それでも『Lemon』本来のキーだと難しいコードが結構出てきました。

難しければ、最初はセブンス・コードを抜いて練習しましょう。

また、原曲のキーに戻ったことで、原曲を聴きながら練習しても音の差がなくなります。

なので、最初からこのコードで練習するのもアリですし、人によっては練習しやすいかもしれませんね。

第4段階

最後に原曲キーでのコード進行がこちら

E – B – F# – G#m

E – B – F# – D#7

E – B – A#m7-5 – D#7 – G#m

C#m – G#m – E – F# – Fdim

C#m – G#m – E – F# – B

これが米津玄師さんの「Lemon」の原曲のキーでのコード進行となります。

このコード進行を元に、リズムを付けてピアノ伴奏できるようになれば、かなり良い感じになると思います。

カム
他にもかなり難易度は高いですけど、コードやリズムを作り変えて、JAZZテイストやR&Bテイストなどオシャレな感じにすることもできます。
ポイント

・弾き方を変える。

  • リズム(8分や16分など)を刻む
  • アルペジオ
  • リズム+アルペジオなど

・コードを戻す・変更

  • 4和音コード(セブンスなど)を使う
  • 省いていたコードを戻す
  • 原曲のキーに戻す
  • JAZZコード、R&B系コードに変換するなど

まとめ

米津玄師さんの『Lemon』のピアノ弾き語りをする方法を紹介しました。

今回は人気曲の米津玄師の「Lemon」で、ピアノ伴奏での弾き語りの方法を紹介しましたがどんな曲でも活用できます。

ピアノを弾いたことがない人やこれから弾いてみようかなって思っている人でも、弾き方を簡単にしていくことで、かなり弾きやすくなります。

ピアノを弾きながら歌うってこともハードルは下がると思います。

またピアノの弾き語りとして紹介しましたが、ピアノ伴奏のみだとして捉えることもできますよね。

自分のピアノの伴奏で家族や友人が歌うってもらうのも楽しいですよ。

カム
自分の伴奏でみんなが歌ってくれるのは、本当に気持ち良い!

ぜひぜひ米津玄師さんの『Lemon』のピアノでの弾き語りを、楽しんでチャレンジしてみてください!

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