東京・新宿を代表するグループMSCのMCの漢 a.k.a. GAMI。
フリースタイルダンジョンの初代モンスターとして人気ですが、UMBやKOKなどMCのバトルの大会を開催してきた人物でもあります。
また昭和53年世代(78年式)の一人ですね。
漢 a.k.a. GAMIの曲の特徴はなんと言っても、リアルなアンダーグラウンド感やストリート感。
今回はそんな漢 a.k.a. GAMIの名曲をまとめました。
僕の好みで選んでいるので、偏っているかもしれませんが良い曲がたくさんあります。
それでは早速見ていきましょう!
紫煙 feat MAKI the MAGIC
2005年リリースのアルバム「導 〜みちしるべ〜」収録曲。
キエるマキュウのMAKI THE MAGICを客演に迎えた曲です。
ループ感の強いトラックとゴリゴリなラップが耳に残る、中毒性のあるアンダーグラウンド感の強い一曲。
ストリート感の強いリリックも黒さをイメージさせますね。
漢流の極論
2005年リリースのアルバム「導 〜みちしるべ〜」収録曲。
ループ感とともに緊張感のあるトラックと、漢 a.k.a. GAMIのラップがアンダーグラウンド感満載の一曲。
途中で曲調が変わってビート感の強く和風なトラックになりますが、更に黒さを増している感じです。
ストリート感とアンダーグラウンド感をふんだんに感じれる曲ですね。
何食わぬ顔してるならず者
2012年リリースのコンピレーション・アルバム「BLACK FILE THE BOMBRUSH! SHOW 3」収録曲。
ループ感が強くオシャレなトラックと漢 a.k.a. GAMIのラップの組み合わせがカッコいい。
中毒性が高いストリート系の日本語ラップです。
I’m a ¥ Plant
2012年リリースのアルバム「MURDARATION」収録曲。
ビートが効いていて怪しい雰囲気を感じさせるトラックがよりラップを怪しくさせている感じです。
ストリート感はありますが、尖った不良感よりもっと黒い感じの曲ですね。
スキミングEDITYuto.com
オリジナルは2012年リリースのアルバム「MURDARATION」収録曲。
ビートメイカーのYuto.comがエディットしたヴァージョン。
物悲し雲感じるトラックと漢 a.k.a. GAMIのラップとリリックが刺さる一曲。
Let’s Beef (DOMMUNE version)
2014年公開。ノーリリース。
漢 a.k.a. GAMIがLIBRAレコードから独立し、今の鎖グループ設立の時の曲。
その際の会見の前に公開された曲で、今の状況と不満をラップしているようですね。
今までよりもかなりアッパーなトラックで、今までの強いアンダーグラウンド感よりもリズミカルな一曲です。
証明(BOMBRUSH!)
2014年リリースのコンピレーション・アルバム「天秤録音」収録曲。
DJ/プロデューサーのBOMBRUSH!に客演した曲。
スムースでオシャレなトラックで、荒々しいアンダーグラウンド感とは違い淡々と黒さのある曲ですね。
my money long
2014年リリースのアルバム「9sari」収録曲。
怪しさ満載でループ感のあるトラックと、耳に残るラップが印象的な一曲。
サウンドもビートもラップもかなり耳に残る、中毒性がめっちゃ高い曲ですね。
黒さもあってカッコいいですね!
ワルノリデキマッテル
2018年リリースのアルバム「ヒップホップ・ドリーム」収録曲。
こちらもかなり特徴的なトラックで耳に残るサウンドが印象的です。
特徴的なトラックとストリートで黒さのあるラップですが、どこかコミカルな印象のある一曲ですね。
新宿ストリート・ドリーム
2018年リリースのアルバム「ヒップホップ・ドリーム」収録曲。
漢 a.k.a. GAMIの新宿ストリートの人生をラップした曲。
かなりスムースで叙情的なトラックとリリックは、漢 a.k.a. GAMIのいつもとは違うテイストの曲ですね。
最後に
⇨ 【日本語ラップの歴史と名曲】発展期(2000年代~)の人気MCをまとめてみた
日本語ラップは2000年代前後から黎明期から支えたZeebraの下の世代も台頭してきます。 またZeebraたちとほぼ同じ世代であっても、知名度や人気が上がってきたMCもいます。 この時期になると多くの地方勢のMCが活躍し、また[…]
漢 a.k.a. GAMIは日本語ラップ発展期世代のレジェンドの一人であり、リアル感・ストリート感・アンダーグラウンド感が特徴です。
なので、日本語ラップを聴いていない人にとってはハードルが高いかもしれませんが、耳に残る曲が聴いていると好きになってくる中毒性の高い曲が多いです。
また漢 a.k.a. GAMIが参加している曲であれば、きっと黒さのあるカッコいい曲が聴けそうという期待感や安心感をもたせてくれるMCですね!