ハスリングラップのパイオニアともいわれているグループ・SCARS。
そのSCARSのMC・SEEDAは、バイリンガルラッパーとしてもパイオニアのMCの一人です。
今回はそんなSEEDAの人気曲や名曲をまとめました。
僕の好みで選んでいるので、偏っているかもしれませんが良い曲がたくさんあります。
それでは早速見ていきましょう!
花と雨
2006年リリースのアルバム「花と雨」収録曲。
亡くなった姉へ送ったSEEDAの代表曲の一つ。
2020年1月にはアルバム「花と雨」を原案とした、SEEDAの自伝的な映画「花と雨」が公開されました。
メロウなトラックとパーソナルなリリックが、心地よく心に響く一曲です。
Walk Wit Me(I-DeA)
2006年リリース。
トラックメイカー・プロデューサーのI-DeAの曲に参加した曲。
しっとりとしたトラックと滑らかで心地の良いラップが印象的な一曲です。
Mic Story feat. ILL-BOSSTINO
2007年リリースのアルバム「街風」収録曲。
Tha Blue HerbのMC・ILL-BOSSTINOを客演に迎えた曲。
メロウなトラックとILL-BOSSTINOとSEEDAのラップが心地よいストリートな曲です。
日本語ラップのクラシックの一つですね。
また不定職者 feat BES,漢
2007年リリースのアルバム「街風」収録曲。
SCARSのMC・BESとMSCのMC・漢を客演に迎えた一曲。
煽るような緊張感のあるトラックと3人のラップとストリートなリリックがアガるアッパーな曲です。
Good Boy, Bad Boy(KREVA)
2009年リリースのアルバム「くレーベルコンピ【其の五】その後は吾郎の五曲」収録曲。
KREVAの楽曲に客演として参加した曲。
メロウなトラックが印象的なレイドバックな一曲です。
ループ感の強いトラックに、スムースなSEEDAのラップとキャッチーなKREVAのフックが耳に残ります。
THIS IS HOW WE DO IT
2010年リリースのアルバム「BREATHE」収録曲。
これまでのテイストは変わり、EDMとレゲエのクラップビートを混ぜたような新しいトラックと英語のフックが印象的な曲。
アッパーな曲ですが、トラックと英語の占める割合が多いラップが中毒性が高いです。
alien me
2010年リリースのアルバム「BREATHE」収録曲。
ポップテイストなトラックとメロディアスなフックが爽やかな一曲。
アコースティックギターのサウンドが印象的なトラックにラップとフックが心地よいですね。
BUSSIN feat.Junkman, kZm
2015年リリース。
次世代のラップクルー・YENTOWNのメンバーJunkmanとkZmを客演に迎えた一曲。
ストリート感のある尖った雰囲気のアッパーで中毒性の高い曲ですね。
Come Back
2017年リリース。
意思表明しているようなアッパーでアガる一曲。
ROPPONGINI FT KAMIYADA+ & JIN DOGG
2019年リリース。
Midnight socoetyのメンバーでアングラ系Trap MetalのMC・KAMIYADA+と、次世代のトラップ系MC・ JIN DOGGを客演に迎えた一曲。
客演のメンツどおり、アングラ系トラップなサウンドとスクリーモなフックがインパクト大ですね!
最後に
⇨ 【日本語ラップの歴史と名曲】発展期(2000年代~)の人気MCをまとめてみた
日本語ラップは2000年代前後から黎明期から支えたZeebraの下の世代も台頭してきます。 またZeebraたちとほぼ同じ世代であっても、知名度や人気が上がってきたMCもいます。 この時期になると多くの地方勢のMCが活躍し、また[…]
SEEDAの曲はかなりテイストの幅があり、色々な雰囲気の曲があります。
アッパーな曲もありますあ、メロウな曲も多いのと聴き心地の良いラップは、日本語ラップの中でも聴きやすいMCの一人ですね!