メリー喜多川が取締役を退任した理由は?アイドル業界が変わる?

ジャニーズ事務所のメリー喜多川さん(本名:藤島メリー泰子)が、2020年9月4日付けで取締役を退任しました。

メリー喜多川さんは名誉会長になりましたが、取締役を退任した理由はなんなのでしょうか。

またメリー喜多川さんが退任したことでアイドル業界が変わる可能性があります。

今回はメリー喜多川さんの退任について考察します。

それでは早速見ていきましょう。

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メリー喜多川が取締役を退任

メリー喜多川さんが2020年9月4日に代表取締役会長を退任し、名誉会長になりました。

メリー喜多川さんは2019年7月にジャニー喜多川さんが亡くなったことで、ジャニーズ事務所代表取締役会長に就任していました。

なので、メリー喜多川さんが代表取締役会長を務めていたのは約1年2ヶ月ほどです。

メリー喜多川が取締役を退任した3つの理由

メリー喜多川

山下智久と亀梨和也の不祥事

メリー喜多川さんが取締役の退任は、山下智久さんと亀梨和也さんの不祥事がきっかけとなったようです。

メリー喜多川さんは当初、不祥事を起こした山下智久さんと亀梨和也さんを不問にするつもりだったそうで、ジャニーズのタレントが不祥事を起こしても、メディアに圧力をかけられるという考えから。

これはジャニー喜多川さんが存命していた頃からのジャニーズ事務所の方針、ジャニー喜多川さんとメリー喜多川さんの意向でした。

メディア側もジャニーズに忖度しているなどの噂もありますし、ジャニーズ事務所の権力の強さは芸能業界だけでなく、受け側である世間も感じていたところですよね。

メリー喜多川さんはこれまでの考えから、山下智久さんと亀梨和也さんの処分が遅れたことに世間からの批判が大きくなりました。

こうした世間の批判の拡大は、メリー喜多川の娘でジャニーズ事務所の代表取締役社長である藤島ジュリー景子さんや副社長の滝沢秀明さんも危機感を感じていたんだとか。

ジャニーズ事務所の刷新

ジャニーズのタレントは近年不祥事が多いです。

  • ジャニーズJr.のMADEの秋山大河
  • HiHi Jetsの橋本涼と作間龍斗
  • Snow Manのリーダー・岩本照
  • NEWSの手越祐也

など。彼らは何かしらの処分を受けたり、退所に追い込まれたりしました。

ここで山下智久さんと亀梨和也さんがお咎めナシの場合、さすがに不公平さが出てしまいます。

ジャニーズ事務所の社内でさえ、そのような声が出ていたようです。

また錦戸亮さん、中居正広さん、長瀬智也さんなどジャニーズの主力タレントが相次ぎ退所や退所の発表している、更には山下智久さんも退所する可能性が強いとの情報もでています。

そうした波風が立っているジャニーズ事務所を引き締める意味でも、今までの経営陣の体勢を変えたかったのではないでしょうか。

メリー喜多川の時代に合わないやり方

メリー喜多川さんはメディアの各方面にパイプをもっていて、メリー喜多川さんが今のジャニーズ事務所の経営陣や各現場を振り回すことがあったそうです。

また色々なところで口を出すこともあったようで、これがジャニーズ事務所の権力の強さとも言えました。

しかし、今の時代はSNSを始めとするネットが、テレビやラジオ、新聞などそれまでのメディア以上の影響力を持っています。

それこそ日本国民全てが世間に発信・表現できる時代です。

なので、これまでのメディアや事務所を抑え込むやり方は通用しない時代に入っています。

現在多くの不祥事者や退所者を出して揺れているジャニーズ事務所は危機感を持っていることもあり、メリー喜多川さんを退任させたのではないか、という見方が強いです。

メリー喜多川さんはジャニーズ事務所の創業者でもあるので、権限を持っている会長職から引退する必要はありません。

メリー喜多川さんは高齢のために退任した可能性もありますが、

  • 今後は藤島ジュリー景子と滝沢秀明の体制で全てを決めていく
  • 不祥事には毅然とした態度で対応する

というジャニーズ事務所の方針を内外にアピールしたかったのでは、というのが業界の見方のようですね。

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メリー喜多川の退任でアイドル業界が変わる?

アイドル

メリー喜多川さんが取締役を退任し、名誉会長になることでアイドル業界が変わってくる可能性があるようです。

まず名誉会長とは以下。

基本的には会社の運営・経営に対して長年にわたり大きな功績を残し、第一線を退いたベテランの経営者や功労者が就くために設定される役職である。

引用:ウィキペディア

名誉会長の権限は

企業の意思決定の実権を失って事実上は名誉だけで職責のないもの

とされることが多いようです。

なので、メリー喜多川さんはジャニーズ事務所の実権を失ったことになります。

これにより、アイドル業界が変わってくる可能性があります。

それはジャニーズ以外の男性アイドルの活躍です。

日本の音楽シーンにおいて、現在でも男性アイドルグループというとジャニーズ一強だと思います。

EXILEなどのLDHやKPOPも人気が高いですが、アイドルの枠ではありませんしKPOPは日本じゃないですし。

1980年代頃まではジャニーズ以外のアイドルも登場していましたが、それ以降はほとんど登場しませんでした。

というか、デビューできない、またはデビューしても売れづらい(=メディアに出づらい)という図式があったように感じます。

それでもデビュー当時のDA PUMPやWINSなど人気アイドルグループがいますが、約30年ほどの間にこれだけです(もしかしたら他にもいるかもですが・・・汗)

ジャニーズが競合アイドルに圧力をかけている

これは90年、2000年代当時から世間的に噂はされていました。

真相は分かりませんが、ここまでジャニーズ一強だと、やはりそのような事あったのではないかと世間は思いますよね。

今回のメリー喜多川さんの退任で、今までのジャニーズ事務所の強権的な側面が無くなる可能性があり、ジャニーズ以外の男性アイドルが将来的に登場する可能性はあるのではないでしょうか。

そして、ジャニーズ事務所もジュリー・滝沢秀明体勢で、今の時代に合わせた新しいジャニーズに変わって行くのだと思います。

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