今や定番の昭和の卒業ソング。
昭和といえばもう30年以上も前の時代ですので懐メロですが、今も人気の高い卒業ソングがたくさんあります。
その中から12曲に厳選してまとめました。
それでは早速見ていきましょう。
卒業写真/荒井由実(現 松任谷由実)
1975年6月に、松任谷由実が結婚する前の荒井由実名義でリリースした曲です。
松任谷由実の代表曲でもあり、卒業ソングのど定番ですね。
社会に出て変わっていく自分に対して、学生時代の面影を残す大切な人には変わらないでいて欲しい。
という青春の追慕を歌ったバラードソングです。
人ごみに流されて 変わってゆく私を
あなたはときどき 遠くでしかって
あなたは私の 青春そのもの
~歌詞抜粋~
贈る言葉/海援隊
1979年11月にリリースされた、海援隊の16枚目のシングル。
ドラマ『3年B組金八先生』の第1シリーズの主題歌になったことから大ヒットした、誰もが一度は聴いたことのあるど定番の卒業ソングです。
色々なアーティストがカバーした人気の高い曲ですね。
卒業を迎えることで愛した人と別れる時の心情を歌っています。
さよならだけでは さびしすぎるから
愛するあなたへ 贈る言葉
~歌詞抜粋~
翼をください/赤い鳥
1971年2月にフォークグループの赤い鳥がリリースした曲。
色々なアーティストに歌われているだけでなく、音楽授業でも歌われることもあります。
大空という自由に羽ばたいて行きたいという歌詞は、新たな生活・世界へと踏み出す卒業を迎える方にもピッタリの卒業ソングですね。
この大空に翼を広げ
飛んで行きたいよ
悲しみのない自由な空へ
翼はためかせ
~歌詞抜粋~
なごり雪/イルカ
昭和の名曲。
イルカの「なごり雪」が有名ですが、元々はフォークグループ「かぐや姫」の楽曲です。
1974年3月にかぐや姫がリリースしたアルバムの収録曲で、1975年11月にイルカがカバーしたことで「なごり雪」の人気が爆発した感じですね。
日本の春と別れを代表する歌の一つで、これまでに多くのアーティストがカバーしています。
春の別れを歌っている曲なので、卒業ソングとしても人気のある歌です。
時が行けば 幼い君も
大人になると 気づかないまま
今 春が来て 君はきれいになった
去年よりずっと きれいになった
~歌詞抜粋~
想い出がいっぱい/H2O
1983年3月にリリースされた、H2Oの5枚目のシングル。
アニメ『みゆき』の主題歌に起用されヒットした曲で、アニメ『みゆき』の人気ともに人気が上がっていきました。
2000年代に入ると学校の音楽の教科書に掲載されることもあり、中学校や高校の音楽の授業や合唱コンクールで歌われています。
またCMにも多く使われていることから、幅広い年齢層に知られている曲です。
大人の階段昇る 君はまだシンデレラさ
しあわせは誰かがきっと
運んでくれると 信じてるね
少女だったといつの日か 想う時がくるのさ
~歌詞抜粋~
卒業/尾崎豊
1985年1月にリリースされた、尾崎豊の4枚目のシングルで、当時の10代に絶大の人気を誇った尾崎豊の卒業ソング。
昭和の不良像を象徴したような歌詞と世界観ですが、今の10代にも心に刺さる部分が多い歌詞のようですね。
今もなお卒業ソングとして人気の高い曲の一つです。
仕組まれた自由に 誰も気づかずに
あがいた日々も 終る
この支配からの 卒業
闘いからの 卒業
~歌詞抜粋~
卒業/斉藤由貴
1985年2月にリリースされた斉藤由貴のデビューシングル。
卒業ソングの定番曲の一つで、30年以上経った今でも人気が高く昭和を代表する曲の一つですね。
他の卒業ソングとは少しテイストが違って、どこか冷静さのある歌詞の内容が特徴の卒業ソングです。
ああ卒業式で泣かないと 冷たい人と言われそう
でももっと哀しい瞬間に 涙はとっておきたいの
~歌詞抜粋~
春なのに/柏原芳恵
1983年1月にリリースされた柏原芳恵の12枚目のシングル。
中島みゆきが作詞作曲した曲だけあって、とても切ない卒業ソングの定番曲です。
歌詞の内容も、卒業で好きな人と別れる女性の気持ちを歌っているので同じような心境の方も多い一曲ですね。
春なのに お別れですか
春なのに 涙がこぼれます
春なのに 春なのに
ため息またひとつ
~歌詞抜粋~
乾杯/長渕剛
元々は1980年にリリースされた、長渕剛のアルバム『乾杯』に収録された表題曲。
8年後の1988年に再レコーディングされ、シングルカットされ大ヒットしたど定番の卒業ソングです。
1980年版の『乾杯』と1988年の『乾杯』では声質や歌い方が結構違うので、聴き比べてみるのも面白いと思います。
1990年代以降は学校の音楽の教科書にも載り、幅広い年齢層に親しまれている曲ですよね。
また卒業式だけでなく、結婚式の定番ソングとしても人気の曲です。
乾杯! 今 君は人生の
大きな 大きな舞台に立ち
遥か長い道のりを 歩き始めた
君に 幸せあれ!
~歌詞抜粋~
夢をあきらめないで/岡村孝子
1987年2月にリリースされた岡村孝子の5枚目のシングル。
岡村孝子自身は失恋ソングとして作った曲だったそうです。
しかし、スタンダードで流行に流されない歌詞に多くの人が共感し、誰かの背中を押すような応援ソングに成長していきました。
普遍的な歌詞なので30年以上の曲ですが、今でも共感できる人は多いと思います。
これから卒業を迎える方にとってもピッタリの卒業ソングですね。
あなたの夢を あきらめないで
熱く生きる瞳が好きだわ
あなたが選ぶ全てのものを
遠くにいて信じている
~歌詞抜粋~
心の旅/チューリップ
1973年4月にリリースされた、チューリップの3枚目のシングル。
歌詞の内容は上京のために別れた女性への想いが表現されています。
時代背景は違いますが、上京と卒業という同じ人生の区切りに大切な人へ思いを馳せる様は、卒業ソングとして共感する方も多いのでは。
ああだから今夜だけは 君を抱いていたい
ああ明日の今頃は 僕は汽車の中
~歌詞抜粋~
時代/中島みゆき
1975年に年4月にリリースされた、中島みゆきの2枚目のシングル。
色々なバージョンがあったり、多くのアーティストがカバーしている昭和の代表曲です。
他にも合唱で歌われたり、CMに使われたりする幅広い年齢層に知られている昭和歌謡曲ですよね。
卒業だけでなく、何かの節目や門出にふさわしい一曲です。
まわるまわるよ 時代はまわる
別れと出逢いをくり返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって歩き出すよ
~歌詞抜粋~