コブクロ失恋した時、頑張ろうと思った時、別れの時など色々な状況での心情を、共感性の高い歌詞と圧倒的な歌唱力で聴いている人を引き込むアーティストですよね。
その中で卒業ソングとして代表的な曲もあります。
今回はコブクロの楽曲の中で、特に卒業ソングとして聴きたい曲を6曲選んでみました。
コブクロの歌詞とメロディ、そして歌声は、卒業シーズンに聴くとより感動的に感じると思います。
それでは早速見ていきましょう。
桜
2005年11月に発表されたコブクロの12枚目のシングル。
卒業ソングとしても桜ソングとしても代表的な曲の一つです。
2005年の発売から2007年頃までロングヒットしていた曲で、コブクロの数々のヒット曲の中で2番目のセールスを記録しています。
二人のハーモニーが切なくも力強く、卒業を迎える方の背中を押してくれるような応援してくれる歌です。
歌詞の世界観は、卒業を迎えた想いを寄せている人に向けた気持ちを表現しています。

人はみな 心の岸辺に 手放したくない花がある
それはたくましい花じゃなく 儚く揺れる一輪花
花びらのかずと同じだけ 生きていく強さを感じる
嵐吹く 風に打たれても やまない雨は無いはずと
~歌詞抜粋~
蕾
2007年3月に発表されたコブクロの14枚目のシングル。
コブクロの小渕さんが母親に贈る曲として作られました。
卒業シーズンを迎える中で、ご両親に感謝という意味でもオススメですし、卒業を期に大切な人との別れを控えている方にも染み入る曲です。
しっとりとした曲調から徐々に切なくも力強く盛り上がっていく曲調は、歌詞と相まって感動させてくれますよね。

消えそうに 咲きそうな 蕾が 今年も待ってる
今もまだ 掴めない あなたと描いた夢
立ち止まる 僕のそばで
優しく開く 笑顔のような 蕾を探してる空に
~歌詞抜粋~
YELL~エール~
2001年3月に発表されたコブクロのメジャーデビューシングル。
卒業ソングとしても定番な曲で、20年近く経っても人気の高い歌です。
明るく爽やかな曲調で、歌詞もとても前向きで卒業という門出にピッタリの曲です。
人生の門出を迎え、未来には新しい友人や恋人など、自分にとってかけがえのない大切な人たちとの出逢いが待っている。
だから希望を持って前に進んでいこう!
というような、まさに曲名とおりエールをくれる応援ソングです。

今 君は門出に立ってるんだ 遥かな道をゆくんだ
誇り高き勇者のよう 風立ちぬその道のどこかで
君を探してるんだ 誰かが君を待ってるんだ
思い描く夢のもよう いつの日にかその目に映せ
~歌詞抜粋~
今、咲き誇る花たちよ
2014年2月に発表されたコブクロの24枚目のシングル。
NHKのソチオリンピック・パラリンピックのテーマソングで、合唱など学校でも使われることの多い曲です。
特にケルト音楽など民族音楽っぽい雰囲気が特徴的な曲なので、印象に残っている人も多いと思います。
歌声の強さが他の楽曲に比べてピンポイントで、サビも他の曲と比べたら優しく柔らかい印象です。
ただサビが曲の後半に行くにつれて
- 1番:サビ
- 2番:サビx2
- ラストサビ:サビx4
と、畳み掛けてくる構成は徐々に力強さを増していき、心をグッと掴まれます。
歌詞も未来には辛いこともあり、時に倒れてしまう事が合ったとしても、それが未来への道と信じてまた立ち上がり夢に向かって進もう
という、楽しいだけでは無いこれからの人生を力強く応援してくれる歌だと思います。
卒業を迎え夢に向かって進もうと思っている人には、特におすすめの一曲です。

今 咲き誇る花たちよ 天高く羽ばたけ
愛すべきこの世界の色を変える様に
微笑みが途切れそうな日は 思い出してほしい
遠ざかりそうな夢を 手繰り寄せ 駆け抜けた道を
~歌詞抜粋~
未来
2015年12月に発表されたコブクロの27枚目のシングル。
映画『orange』の主題歌とアニメ『orange』エンディングテーマに起用されました。
2016年には、アコースティックバージョンとライブバージョンも発表されました。
卒業ソングというより恋愛ソングですが、卒業で恋人や好きな人と別れを迎えたり、また卒業しても大切な人と一緒にいる人にとってもオススメの一曲です。
また『orange』の世界観に触れて曲を聴いた時に、恋愛だけでなく仲間、親友の大切さも感じると思います。
学生の方なら自分を投影できるのではないでしょうか。
大人の方なら淡い思い出が蘇るかもしれません。
ほろ苦い曲ですが、卒業シーズンには特に心に響く歌です。

こんなにか細く 折れそうな
枝の先にも 君の未来が生まれてる
未だ見ぬ日々を 切り落とさないで
今を笑って 振り返る 君を守りたい
~歌詞抜粋~
卒業
2020年3月18日に発表されるコブクロの31枚目のシングル。(先行配信はされています)
曲名のとおり卒業がテーマになったピアノバラードです。
先に紹介した「桜」のような感動的な曲で、歌声とハーモニーが心に染み入ります。
歌詞は入学した頃を思い出し、大切な人との学生生活を思い出し、そして卒業という別れを迎えた心情が描かれています。
卒業というと別れのイメージが強いし、たしかに別れが訪れるのですが、
歌詞にあるように、大人になった時に卒業が別れじゃないということを実感すると思います。
それぞれの道を進み、また大人になった時に会えるよと。
特に卒業を迎える方に響く歌ですね。

いつも隣で ふざけてた君が
俯きながら肩を揺らし「また会おうね」と呟く
卒業が別れじゃない事を知るのは
今よりもっと大人になれた時 その日まで それぞれの道を
~歌詞抜粋~
卒業~合唱~
コブクロの新曲「卒業」は合唱バージョンがあります。
コブクロ二人が歌っているのももちろん素敵ですが、合唱もソプラノ・アルト・男性(テノール?)の3声のハーモニーがとても綺麗です。
今後は合唱曲として学校でも、多く歌われるのではないでしょうか。
まとめ
コブクロの曲の中で、卒業シーズンにピッタリだと感じた歌を6曲紹介しました。
卒業を迎える人が共感できるような歌詞や感動的な歌声とハーモニーは、卒業に関係ない人にとっても感じるモノがありますよね。
ぜひ卒業シーズンにコブクロの曲を聴いて思いにふけってみてはどうでしょうか^^
他にも卒業ソングは色々ありますが、コブクロを含めた泣ける卒業ソングをまとめました。
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