卒業シーズンは友人や大切な人との別れもあれば、新たな生活や環境に飛び込む季節でもありますよね。
そこで、そんな卒業シーズンにおすすめの洋楽の中で厳選した9曲を紹介します。
洋楽の卒業ソングは邦楽とはまた違った魅力があり、泣ける切ないバラードからオシャレでノリの良い応援ソングまで色々あります。
卒業ソングを聴きながら、これから卒業を迎える人はもちろん、社会人の方にとってもかつての学生時代を思い出してみてはどうでしょう。
それでは早速見ていきましょう。
Photograph/Nickelback
2005年にリリースされたニッケルバックの5枚目のアルバムのシングルカット。
洋楽の卒業ソングとしては定番の曲で、全米のビルボードチャートで最高2位を記録した大ヒットロックバラードです。
歌詞は、昔の写真を見ながら友達のこと、ファーストキス、やんちゃしてたこと、育った街のことなど青春時代を思い出し振り返って懐かしんでいるような内容です。
思い出は消すことも変える事もできないし、もしあの頃をやり直せたとしてもきっと変わらない
という、メッセージ性の強い卒業ソングです。
If I could relive those days
I know the one thing that would never change
~歌詞から抜粋~
The Climb/Miley Cyrus
2009年3月にリリースされたマイリー・サイラスのポップバラード。
Miley Cyrus自身も出演したディズニー映画「Hannah Montana:The Movie」にも使用されました。

全米ビルボードチャートでは最高4位。リリースして5ヶ月後にはトリプルプラチナに認定された大ヒットナンバーです。
ソフトロックスタイルとポップロックスタイルを取り入れたカントリーポップパワーバラードで、
「常に上り坂の戦いになるだろうし、負けなければならないこともある」
など、人生に対してのメッセージが強い歌詞になっています。
この曲は
「人生は難しいがやりがいのある旅」と見なされるべきだ
と主張している、新たな未来へと向かう卒業を迎えた方にピッタリの卒業ソングですね。
Aint about how fast I get there
Ain’t about what’s waiting on the other side
Its the climb
~歌詞から抜粋~
Sing It For Japan/My Chemical Romance
アメリカのロックバンドのマイ・ケミカル・ロマンスが、東日本大震災に影響を受けた人々を支援するために「Sing」をリアレンジした曲。
元の曲「Sing」は2010年11月にリリースされました。
歌詞の内容はオリジナル版とほぼ同じですが、「Sing It For Japan」の方が緊張感と切なさがあり、その中に強さがある印象です。
また和風の音(たぶん尺八)を使っているところも、日本人に向けてアレンジしてくれていることが分かる楽曲ですね。
辛いことや哀しい事があっても声を上げて歌うんだ
という内容で、被災者に向けてということもあって、応援ソングの中でも真摯な感情が表現されています。
元々が卒業ソングではないのですが、歌詞は通ずるところがあると思います。
Sing it out,
Boy, you got to see what tomorrow brings.
Sing it out,
Girl, you got to be what tomorrow needs.
~歌詞から抜粋~
See You Again ft. Charlie Puth/Wiz Khalifa
2015年3月にリリースされた、ヒップホップとポップラップのバラード。
映画「ワイルド・スピードSKY MISSION」のサウンドトラックのリードシングルで、2013年に交通事故で他界したポール・ウォーカーのオマージュとしても有名な曲です。
ポール・ウォーカーの追悼曲として有名ですが、MCのウィズ・カリファは歌のフックは元々Sam Smith向けに書いたそうです。
またフィートした歌手チャーリー・プースは、2012年にバイク事故で亡くなった友人を思い出したそうです。
友人との別れに
また会おう!
と、惜別の情を表現しているこの歌は、友人や先生、大切な人との別れのある卒業シーズンにピッタリの曲ですね。
It’s been a long day without you, my friend
And I’ll tell you all about it when I see you again
We’ve come a long way from where we began
Oh, I’ll tell you all about it when I see you again
When I see you again
~歌詞から抜粋~
Bridge Over Troubled Water/Simon & Garfunkel
1970年1月にリリースされた、サイモン&ガーファンクルのピアノバラード。
今やクラシカルですが、世界的に大ヒットした誰もが知っている超スタンダードな曲です。
夢に向かってこの輝いた人生を歩いて行くんだ
その歩いていく君の側で僕も一緒に進んでいこう
など、これからの未来へと踏み出していく大切な人に対して、身を捧げている自分を歌っています。

See how they shine
Oh, if you need a friend
I’m sailing right behind
~歌詞から抜粋~
Breakaway/Kelly Clarkson
2004年7月に映画「The Princess Diaries 2:Royal Engagement」のサウンドトラックのリードシングルとしてリリースされました。
穏やかなコーラスと刺激的な歌詞に沿ってハミングする、魅惑的なポップ・ロックソングです。

「Breakaway」は元々アヴリル・ラヴィーンが共同で制作したもので、アヴリル・ラヴィーンの曲として制作されました。
しかし、アヴリル・ラヴィーンのイメージとは異なるということで、ケリー・クラークソンに「Breakaway」が渡されたんですね。
ふるさとから夢に向かって一人で旅立っていく歌詞の内容は、新たな環境に飛び込んでいく卒業を迎える方の気持ちにリンクするのではないでしょうか。
I’ll spread my wings And I’ll learn how to fly
Though it’s not easy to tell you goodbye
I gotta take a risk
Take a chance Make a change
And breakaway
~歌詞から抜粋~
Don’t Forget To Remember Me/Carrie Underwood
2006年3月にリリースされた、キャリー・アンダーウッドの4枚目のシングル。
コーラスと歌声が綺麗で切ないカントリー・ポップバラードで、ビルボードカントリーチャートで2位に達しました。
歌詞はキャリー・アンダーウッドが高校卒業後に家を出る時と出た時の心境を綴っています。
家を出て生活を続ける準備ができた時に、母親に私を忘れないように言い、
一人暮らしを始めてからも、家族や母親を恋しがっている様子が描かれています。
今では一人で生活している、という事実を受け入れなければならないけど、どうか私を忘れないで
という気持ちが溢れている歌詞の内容です。
卒業後に上京するなど、親元から離れて一人暮らしをする方にとっては、心に染み入る卒業ソングですね。
So I don’t know what to say
But, Lord, I feel so small sometimes in this big ol’ place
Yeah, I know there’s more important things
But don’t forget to remember me
~歌詞から抜粋~
There You’ll Be/Faith Hill
2001年5月にリリースされたフェイス・ヒルのラブソング。
映画「パールハーバー」の主題歌として、日本でも有名な一曲ですね。
愛する人へのラブソングなので、結婚式にもよく使われる歌です。
「There You’ll Be」は最初はセリーヌ・ディオンに提供されたそうですが、セリーヌ・ディオンが断ったそうです。
大切な人と生涯一緒にいる
というような歌詞の内容なので卒業ソングとは言えないですが、曲調的には卒業シーズンにオススメの曲です。
穏やかなコーラスと刺激的な歌詞に沿ってハミングする、魅惑的なポップ・ロックソングです。

In my heart
There always be a place for you for all my life
I’ll keep a part of you with me
And everywhere I am there you’ll be
~歌詞から抜粋~
New Day/Alicia Keys
2013年2月にリリースされた、アリシア・キーズの5枚目のアルバム「Girl on Fire」からのセカンドカットシングル。
ドラムとパーカッションがリードするよりビートのあるサウンドで、アリシア・キーズのクラシカルなR&Bサウンドとは対照的な歌です。
大御所のMCドクター・ドレーやスウィズ・ビーツがプロデュースしてることもあって、ヒップホップライクな曲ですね。
曲名のとおり新しい日(New Day)を祝う曲で、
チャンスを無駄にしないために進んでいこう
という、人生に対するメッセージ性の強い歌詞です。
新しい日はあなたの夢の人生を作り出す方法を選ぶ可能性であり、誰にもあなたを止めさせないことである
というのが、この曲のテーマなので、新しい環境や生活を迎える卒業生にピッタリの一曲です。
また卒業を迎える方だけでなく、これから夢や理想を掴もうとしている方にとってもオススメの歌ですよ!

Clock’s on the wall
It’s now or never at all
I’m gonna give it my all
Whether I rise or fall
I’m gonna give it my all
~歌詞から抜粋~